ai-garage

VS COMPARISON

GPT-6 Astra vs GLM-5.3

編集部の総合判定

総合知能(AA Index)は GPT-6 Astra 53 対 GLM-5.3 45。現時点では GPT-6 Astra が明確に優位

ベンチ勝ち:GPT-6 Astra 1 / GLM-5.3 0 料金で安い項目:GPT-6 Astra 0 / GLM-5.3 2 データ最終更新:2026-10-17(編集部集計)

WHICH ONE

こんな人はどっち?

こんな人は GPT-6 Astra

  • ✓ AI をはじめて使う人
  • ✓ 画像も読ませたい人

こんな人は GLM-5.3

  • ✓ API 料金を抑えたい人(入力$1.4/出力$4.4)
  • ✓ コスパ重視の人(AIコスパ指数 66 対 55)
  • ✓ 長い資料を読ませたい人(100万トークン)

SPECS

仕様の比較

項目 GPT-6 Astra GLM-5.3
バージョン GPT-6 Astra 5.3
公開日 2026-09-03 2026-08-14
コンテキスト長 922K 1000K 勝ち
入力料金 $/1M $10 $1.4 安い
出力料金 $/1M $50 $4.4 安い
推論モデル ✓ あり ✓ あり
マルチモーダル ✓ あり —
AIコスパ指数 独自指標 55 66 勝ち

BENCHMARKS

ベンチマーク差分

バーの長さは100%スケール。長い方が勝ち。

総合知能(AA Intelligence Index)

GPT-6 Astra
53 勝ち
GLM-5.3
45

専門知識(GPQA)

GPT-6 Astra
96%
GLM-5.3
—

※ AA Intelligence Index(第三者機関 Artificial Analysis の統合知能指標)/ SWE-Bench Verified(実OSSバグ修正)/ MMLU(総合学力)/ GPQA Diamond(博士レベル理系)/ AIME(数学オリンピック予選)/ HLE(Humanity's Last Exam・最難関試験)

※「—」は未公表(実測0ではありません)。未公表の項目は勝敗のカウント対象外です。公式が個別ベンチを公表していないモデルも、AA Intelligence Index は第三者測定のため横並びで比較できます。

X VOICE

Xの評判はどう?

ベンチマークとは別の軸として、直近7日(2026-10-12 〜 2026-10-19)の X上の日本語の声をサンプル分析。てんびん丸総研調べ。

GPT-6 Astra

X評判スコア 76 /100(n=21)

ポジ 13 / ネガ 4 / 中立 4

👍 動画編集の高速・高品質

👍 詳細分析・診断が優秀

👎 主張が弱く分かりにくい

👎 人間味を失う傾向

GLM-5.3

X評判スコア 46 /100(n=13)

ポジ 6 / ネガ 7 / 中立 0

👍 良いモデル

👍 安定感が強い

👎 認知ドリフト

👎 コンテキスト短い

※ Grok(x_search)で過去7日の日本語Xポストを、モデルごとに3つの角度(感想・活用報告・他モデル比較)から検索してサンプル収集し、ポジ・ネガ・中立をLLM分類した傾向値。全数調査ではなく、角度間の重複除外も完全ではありません。評判スコア=ポジ÷(ポジ+ネガ)×100(判定5件未満は「—」)。 全モデルの一覧と推移は てんびん丸総研へ。

EDITOR'S NOTE

編集部メモ

数値の背景と、いまの提供状況・注意点

GPT-6 Astra

2026-09-03(米国時間)公開の OpenAI 最上位モデル(API は gpt-6-astra)。 「Astra」は 2026-08-01 に数学の未解決問題を10問解いた成果として存在が明かされたモデルで、そこに GPT-6 という世代番号が付いて公開された。 提供は段階的で、まず Daybreak プログラムで承認された組織(2026-09-03 時点で2,000の組織・ワークスペース)に届き、数日中に ChatGPT の Plus・Pro・Business・Enterprise へ広げると案内された(Enterprise は既定で無効、管理者が有効化)。API のほか Amazon Bedrock・Microsoft Azure でも提供。 料金は入力 $10 / 出力 $50 で、前世代の GPT-5.6 Sol($4/$20)の2.5倍。キャッシュ入力は $1、キャッシュ書き込みは $12.50(未キャッシュ入力の1.25倍)。まとめて投げる Batch と Flex は標準の半額、低遅延の Fast モードは2倍の $20/$100(最大2.5倍高速)。入力が 272,000 トークンを超えたリクエストは、そのリクエスト全体が入力2倍・出力1.5倍で計算される。 本表の「一度に読める量」922,000 は、OpenAI 公式表記のコンテキストウィンドウ 1,050,000 トークンから1回の出力上限 128,000 トークンを引いた値(GPT-5.6 Sol と同じ数え方)。知識のカットオフは 2026-04-30。入力はテキストと画像、出力はテキスト。 第三者機関 Artificial Analysis の AA Intelligence Index は 53(v4.3.2/max 設定・2026-09-23 確認)で、Claude Fable 5.1 と同じ 53。AA 全体の順位は168モデル中6位で、本表では 2026-09-22 公開の Claude Opus 5.5(max 設定で 58)が上にいる。2026-09-08 の v4.3 では小数まで見て Fable 5.1 の 53.4 に対して Astra は 52.8、順位は130モデル中1位対3位だった(公開時の v4.1.1 では Astra 61・Fable 5.1 66 と差があり、指標の版上げで縮んだ)。Meta の Muse Spark 1.3 は同じ v4.3.2・max 設定で 48 なので、本表では Astra が上に出る(Muse Spark 1.3 の max reasoning は Meta AI Research のブログが公開初日から利用可能と明記しており、2026-09-05 に原文で再確認した)。同社の Coding Agent Index は、公開時の記事では Codex ハーネスで 67 と、Claude Fable 5.1(Claude Code ハーネス)の 70 に次ぐ位置だった(この指標もその後採点し直されているので、最新の値は AA のページで確認してほしい)。 一方、OpenAI 自身が公表した数値ではパソコン操作とサイバーの伸びが大きい。OSWorld 2.0 は 72.6%(GPT-5.6 Sol は 65.7%)で所要時間は約75分→約40分、ScreenSpot-Pro 92.7%、BrowseComp 91.5%、Agents' Last Exam 59.3%、Terminal-Bench 4.0 57.9%、DeepSWE v1.1 74.1%、FrontierCode 1.1 Extended 64.5%、FrontierMath Tier 4 v2 97.6%、GPQA Diamond 96.0%、ExploitBench 100%(同 78.5%)、SRE-Bench 88.0%(4回以内で 99.2%)、SEC-Bench Pro 85.4%。許可された範囲を超える行動は 0%(同 48.2%)。 本表の GPQA 欄には OpenAI 自身の公表値 96.0% を入れている(本表の GPQA・HLE 欄は各社の公表値を載せる欄で、Anthropic 行の HLE がツールなし条件の公表値であるのと同じ扱い)。第三者機関 Artificial Analysis の独自実測は 96.1%(max 設定・2026-09-04 確認)で、公表値とほぼ一致している。 HLE(Humanity's Last Exam)は OpenAI が Astra について公表していないため「—」のまま。AA の独自実測は 54.7%(max 設定・2026-09-04 確認)だが、本表の HLE 欄に並ぶ他行はベンダー公表値なので、測り方をそろえるため欄には入れず、ここに記録だけしておく。 なお ARC-AGI-3 の 99.9% という数字が広く報じられているが、ARC Prize の計測では各社を同条件でそろえる Standard ハーネスだと 62.7%(費用 $26,098)で、99.9%(同 $19,285)は OpenAI 独自の Provider Adapter ハーネス(考えている途中の状態をリクエストをまたいで保持できる)を使ったときの値。 サイバーセキュリティ分野で OpenAI の Preparedness Framework の最上位「Critical」に分類された初めての自社モデルで、この分類を維持したまま公開された(GPT-5.6 Sol までは一段下の「High」)。評価中に未知のゼロデイ脆弱性を2件発見し、開発元に報告している。

GLM-5.3

中国の Z.ai が 2026-08-14(米国時間)に発表した同社の旗艦モデル(API のモデル名は glm-5.3、API の提供開始は 2026-08-18)。 土台は前世代 GLM-5.2 と同じで、公開後の追加学習だけで性能を伸ばしたと公式が明記しています。 考える機能は常にオンで、考える量は low / high / max の3段階(指定しない場合は max)。 入力はテキストのみで、画像・音声には対応しません。一度に読める量は100万トークン、 一度に書ける量は最大12万8千トークン(2026-08-28 に公式ドキュメントで確認)。 第三者測定の Artificial Analysis Intelligence Index は 45(v4.3.2・max 設定・2026-09-23 確認)で、本表では Kimi K3 の 44 をわずかに上回り、2026-09-21 公開の Grok 4.7(xhigh 設定で 46)に1ポイント届かない(v4.2 では 49 対 Kimi 50 で下だったので、指標が v4.3 に上がって順番が入れ替わった)。 コードを直す力は、誰でも見られる DeepSWE v1.1 の公式ランキング(113課題・ハーネスは mini-swe-agent・ max 設定/2026-09-03 更新・既定の表示は登録28モデルのうち21モデル)で 69%(誤差 ±3)・21モデル中6位(2026-09-10 確認)。 Grok 4.6(67%)・GPT-5.6 Luna(67%)・Gemini 3.7 Flash(65%)・DeepSeek V4-Pro(63%)を上回り、 Kimi K3(69%・誤差 ±5)とは同率です。上には GPT-6 Astra(74%)・Gemini 3.8 Flash(74%)・Claude Opus 5(74%)・ GPT-5.6 Sol(73%)・Claude Fable 5(70%)の5本がいます。 2026-08-26 更新版では 25モデル中5位で、Kimi K3(68.5%)にも競り勝っていましたが、 9月3日の更新でランキングの表示が整数に丸められ、Kimi K3 と並びました。 1課題あたりの平均費用は $3.99 で、Opus 5 の $11.84 の約3分の1です。 Z.ai 自身の発表値は同じベンチで 66.9 ですが、公式ランキングの 69%(誤差 ±3)の範囲に収まっています。 同社が公表している他のベンチは Terminal Bench 3.0 が 28.3、Agents' Last Exam が 28.5、 ソフトウェアの弱点を見つける CyberGym が 84.5%。Z.ai Code Bench(max 設定で 34.5%、前世代比 50%向上)は 名前に自社名が入る自社製のテストなので参考程度に見てください。 SWE-bench Verified・MMLU・GPQA・AIME は公式・第三者とも数値を公表しておらず本表では「—」です (名前の似た別のテストの値では埋めていません)。 【重みの公開について】GLM-5.3 本体の重みは 2026-08-28(米国時間)に Hugging Face の zai-org/GLM-5.3 で公開されました (重みファイルの合計は約753B、公式表記は 744B-A40B)。ただしライセンスは MIT ではなく独自の「GLM-5.3 License」で、 モデル提供(MaaS)事業を営み売上が100億ドルを超える事業者は商用利用の前に Z.ai の審査が必要という条件がつきます(2026-09-04 確認)。 【廉価版について】GLM-5.3-Flash(2026-08-26 公開・MIT ライセンス・AA Index は v4.3.2 で 42)は、 公開時に付いていた50%オフ(入力 $0.075 / 出力 $0.25)が 2026-09-09 24時(シンガポール時間・UTC+8)で終了し、 2026-09-10 から定価の入力 $0.15 / 出力 $0.50 になりました(2026-09-10 に公式料金ページで確認)。 値段が確定したので、本表には GLM-5.3-Flash 行として別に掲載しています。 中国製のため業務利用は規約とデータの取り扱いを確認してください。

PROS & CONS

強み・弱み

GPT-6 Astra

AIブームの火付け役。2026-10-07 からチャットが GPT-6 になり、Plus 以上は GPT-6 Sol、無料・Go は 10/8 から順次 GPT-6 Luna。最上位は GPT-6 Astra で、改良版の GPT-6.1 Sol は Work(エージェント機能)と Codex で使える。画像・音声まで一つで完結。

◎ 強み

  • ◎ 総合力が高くてなんでもこなす
  • ◎ 音声・画像・ファイル対応がスムーズ
  • ◎ アプリ・拡張機能が豊富

△ 注意点

  • △ 話の事実確認は弱め、要ファクトチェック
  • △ 2026-09-29 公開の GPT-6.1 Sol は、ChatGPT の通常のチャットでは使えない(使えるのは Work・Codex・API)
  • △ 無料・Go のチャットが GPT-6 Luna に切り替わるのは、OpenAI の発表とリリースノートでは 2026-10-08 から順次。モデル別のヘルプはまだ GPT-5.6 Luna を既定と書いていて、公式の案内どうしが食い違っている(2026-10-09 確認)
公式サイト →

GLM-5.3

中国 Z.ai の GLM シリーズ。旗艦 GLM-5.3 は DeepSWE 公式ランキングで 69%・6位、重みは独自ライセンスで公開。廉価版 GLM-5.3-Flash は MIT ライセンスで商用利用もでき、その高速版 GLM-5.3-FlashX も出ている。

◎ 強み

  • ◎ 旗艦 GLM-5.3(2026-08-14 発表・2026-08-18 API 提供開始、いずれも米国時間)は DeepSWE v1.1 の公式ランキングで 69%・表示21モデル中6位(2026-09-22 更新/2026-10-09 確認)。同率は Kimi K3 の 69%
  • ◎ 1課題あたりの平均費用 $3.99 は、同じランキングで3位の旧世代 Claude Opus 5($11.84)の約3分の1(後継の Opus 5.5 はこのランキングにまだ載っていない)
  • ◎ 100万トークンの長文コンテキスト、一度に書ける量は最大12万8千トークン
  • ◎ GLM-5.3 本体の重みも 2026-08-28(米国時間)に Hugging Face の zai-org/GLM-5.3 で公開(重みの合計は約753B、公式表記は 744B-A40B)。ライセンスは独自の「GLM-5.3 License」で、モデル提供(MaaS)事業を営み売上が100億ドルを超える事業者だけ商用利用の前に Z.ai の審査が必要
  • ◎ 廉価版 GLM-5.3-Flash(2026-08-26 公開)は重みが MIT ライセンスで公開され、商用利用もできる
  • ◎ GLM-5.3-Flash は画面やブラウザの画像も見られるので、コードと表示結果を行き来する作業に向く
  • ◎ 高速版の GLM-5.3-FlashX(モデル名 glm-5.3-flashx)は毎秒200トークンで返す。公開日は公式ページに書かれていない

△ 注意点

  • △ 旗艦の GLM-5.3 は入力がテキストのみ(画像・音声は扱えない)
  • △ GLM-5.3 本体の重みは 2026-08-28 に公開されたが、ライセンスは MIT ではなく独自の「glm-5.3」ライセンス(Hugging Face 上の表記は「other」)。MIT なのは廉価版の GLM-5.3-Flash のほう
  • △ SWE-bench Verified・MMLU・GPQA・AIME は公式・第三者とも数値が出ていない
  • △ 中国製のため業務利用は規約とデータの取り扱いを確認したい
  • △ GLM-5.3-FlashX は、コーディング用の定額プラン(GLM Coding Plan)ではまだ使えない
  • △ GLM-5.3-Flash の50%オフは 2026-09-09 24時(シンガポール時間・UTC+8)で終了し、2026-09-10 から定価 $0.15/$0.50(2026-09-10 に公式料金ページで確認)
公式サイト →

PRIMARY SOURCES

一次ソース

FAQ

よくある質問

Q. GPT-6 Astra と GLM-5.3、結局どっちがいい?

A. 第三者測定の AA Intelligence Index は GPT-6 Astra が 53、GLM-5.3 が 45 と明確な差があり、現時点の総合性能では GPT-6 Astra が優位です。料金や使い勝手も含めた選び方は「こんな人はどっち?」の欄を参考にしてください。

Q. GPT-6 Astra と GLM-5.3、料金が安いのはどっち?

A. 入力料金は GPT-6 Astra が $10/1M、GLM-5.3 が $1.4/1M。出力料金は GPT-6 Astra が $50/1M、GLM-5.3 が $4.4/1M です。入力・出力とも GLM-5.3 の方が安く、コスト重視なら GLM-5.3 が有利です。

Q. GPT-6 Astra と GLM-5.3、ベンチマークで強いのはどっち?

A. 両モデルが共通で公表している指標は1項目と少ないため、全モデルを第三者が同一条件で測定している AA Intelligence Index(GPT-6 Astra 53/GLM-5.3 45)を軸に判断するのがおすすめです。AA Intelligence Index・SWE-Bench・MMLU・GPQA・AIME などの比較可能な指標では GPT-6 Astra の勝ち数が多く(1/0)、総合的なベンチ性能では GPT-6 Astra が優勢です。

Q. GPT-6 Astra と GLM-5.3、コスパがいいのはどっち?

A. AIコスパ指数(第三者測定の知能スコアと料金の安さを 6:4 で合成した編集部独自指標)は GPT-6 Astra が 55、GLM-5.3 が 66。「安くて賢い」バランスでは GLM-5.3 が有利です。

Q. GPT-6 Astra と GLM-5.3、初心者にはどっちがおすすめ?

A. 初心者へのおすすめ度は GPT-6 Astra の方が高め(5/5 対 2/5)。まず触ってみるなら GPT-6 Astra から始めると迷いにくいです。

更新を受け取る