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Intelligence Indexとは?

最終更新 (公開 2026年7月6日)

別名: インテリジェンスインデックス / AAI(Artificial Analysis Intelligence Index)

Artificial Analysis が公開するAIモデルの総合知能スコア。4分野10評価の加重平均で、数字が大きいほど上位。

⚡ 30秒でわかる

Intelligence Index の主なポイント

  • 1 Artificial Analysis が公開する総合知能スコア。単独テストの点数ではなく合成スコア
  • 2 2026年10月9日時点の最新版は v4.3.2(9月19日更新)。4分野・合計10の評価の加重平均
  • 3 配分はエージェント30%・一般知識30%・コーディング20%・科学的推論20%
  • 4 「0〜100点満点」とは読めない。2026年10月9日時点の最上位は 58(9月22日公開の Claude Opus 5.5・max 設定。2位は Sonnet 5.5 の 56、Fable 5.1 と GPT-6 Astra は 53)
  • 5 用途が偏るなら総合点ではなく該当分野の内訳を見る
  • 6 構成ベンチは版ごとに入れ替わる(v4.3.2 に MMLU・HumanEval・GPQA Diamond は含まれない)

📖 詳しく

Intelligence Index とは

Intelligence Index は、独立分析サイト Artificial Analysis(AA)が公開する AI モデルの「総合知能スコア」です。 単独のテストの点数ではなく、複数の評価を重み付けして平均した合成スコアです。 2026年10月9日時点の最新版は v4.3.2(2026年9月19日更新)で、4分野・合計10の評価で構成されています。 配分と内訳は次のとおりです。 エージェント(30%):AA-Briefcase v1.1(15%)、GDPval-AA v2.1(10%)、AutomationBench-AA(5%) 一般知識(30%):AA-Omniscience(15%=正答率が10%、間違いを作らない率が5%)、GDP.pdf(10%)、AA-LCR v1.1(5%) コーディング(20%):Terminal-Bench v4.0(10%)、SciCode(10%) 科学的推論(20%):HLE(Humanity's Last Exam)(10%)、CritPt(10%) 重みがいちばん大きいのはエージェントと一般知識で、それぞれ30%です。 「道具を使って自分で手順を踏む仕事」と「知っていることの正確さ」が、総合点に強く効く設計になっています。 9月19日の v4.3.2 は、9月8日の v4.3 と評価の顔ぶれも配分も同じです。変わったのは GDPval-AA(v2.1)と AA-Briefcase(v1.1)の採点のしかた(2つのモデルの成果物を並べて比べた結果を点数に直す計算方法)で、これに合わせて全モデルが採点し直されました(あいだの v4.3.1 は審査役のモデルを入れ替えただけで、点数は変わっていません)。 v4.3 のひとつ前の v4.2 は分野の配分(30%・30%・20%・20%)は同じでしたが、評価の中身が3つ違います。 v4.3 では 𝜏³-Banking が外れて AutomationBench-AA(SaaS の業務自動化を657タスクで測るもの)が入り、 コーディングの Terminal-Bench が v2.1 から v4.0(66タスク)に上がりました。 さらにひとつ前の v4.1.1 は4分野9評価(エージェント34%・コーディング24%・科学的推論24%・一般知識18%)で、 v4.2 のときに GPQA Diamond が外れ、AA-Briefcase と GDP.pdf が加わっています。 点数の読み方には注意が必要です。0〜100点の何点、という読み方はできません。 0〜100 に正規化していると明記した公式資料は見つかっておらず、 2026年10月9日時点の最上位でも 58 にとどまります(9月22日公開の Claude Opus 5.5・max 設定。2位は Claude Sonnet 5.5 の 56、Claude Fable 5.1 と GPT-6 Astra は 53)。 「100点満点の何点」ではなく「数字が大きいほど上位」という相対的な順位付けとして読んでください。 「このモデルは賢いの?」を一目で比較できるため、業界でデファクト指標の一つになっています。 ただし合成スコアなので、コーディング・推論・日本語性能といった個別の強みは別途の確認が必要です。 用途が偏っている場合は、総合点で決めずに該当分野の内訳まで見るのが正しい使い方です。 なお構成ベンチは版が上がるたびに入れ替わります(v4.3.2 でも MMLU・HumanEval・GPQA Diamond は使われていません)。 版が上がると全モデルの点数がまとめて動きます。v4.1.1 から v4.2 への切り替えでは当時最上位の Claude Fable 5.1 が 66 から 57 へ、 v4.2 から v4.3 では同じモデルが 57 から 53 へ下がりました(v4.3.2 でも 53 のまま)。モデルが劣化したのではなく、ものさしの目盛りが変わっただけです。 しかも下がり方はモデルごとに違うので、版が変わると順番そのものが入れ替わることがあります (v4.3 では GLM-5.3 が Kimi K3 と Grok 4.6 を追い抜きました。9月8日の v4.3 と9月23日に確認した v4.3.2 を比べると、DeepSeek V4.1-Flash が 40 から 39、GPT-5.6 Luna が 38 から 37 に動いています)。 他サイトで見た構成が古い可能性があるので、比較に使うときは版の日付を確認してください。

❓ FAQ

よくある質問

Q. Intelligence Index は何を測ってる?
A. Artificial Analysis が選定した4分野・合計10の評価を重み付けして平均した合成スコアです (2026年10月9日時点で v4.3.2)。分野の配分はエージェント30%・一般知識30%・コーディング20%・科学的推論20%で、 エージェント用途と知識の正確さの比重が重くなっています。
Q. スコアは0〜100点満点?
A. 「0〜100 に正規化している」と明記した公式資料は見つかっていません。 実際の値も 2026年10月9日時点の最上位が 58(Claude Opus 5.5)で、100 に近づいているモデルはありません。 「100点満点の何点」ではなく「数字が大きいほど上位」という相対的な指標として読んでください。
Q. 2026年10月時点でいちばんスコアが高いモデルは?
A. 2026年9月22日公開の Claude Opus 5.5 が 58(max 設定)で最上位です(AA の表記で204モデル中1位。考える量を下げた xhigh の 56、high の 54 でも Claude Fable 5.1 の 53 を上回ります。2位は9月28日公開の Claude Sonnet 5.5 の 56、GPT-6 Astra も 53、前世代の Claude Opus 5 は 51。 いずれも v4.3.2・2026年10月9日時点で AA の該当モデルページから確認できる値)。 なお「◯モデル中」の母数は数え方とページで変わります。リーダーボードは考える量の設定ごとに別行で並び、2026年9月23日には同じ Opus 5.5 がリーダーボードで「168モデル中1位」、モデルページで「212モデル中1位」と表示されていました。 新モデルの追加と再計測で順位は動くので、 判断材料にするときは AA 側の最新値か、ai-garage の比較表で日付を確認してください。
Q. 単独ベンチマーク(GPQA など)と何が違う?
A. 単独ベンチは「特定領域の能力」だけを測ります。Intelligence Index は10個を統合した合成スコアなので、 用途を絞らない比較に向きます。逆に「コーディング専用に選びたい」なら SWE-Bench や Terminal-Bench を直接見るほうが正確です。
Q. 他サイトで見た構成ベンチと内容が違うのはなぜ?
A. 版が上がるたびに構成ベンチが入れ替わるためです。 2026年10月9日時点の v4.3.2 では MMLU・HumanEval・GPQA Diamond は使われておらず、AA-Briefcase v1.1・GDPval-AA v2.1・GDP.pdf・Terminal-Bench v4.0・AutomationBench-AA などに置き換わっています。 古い版の説明をそのまま載せている解説記事も多いので、版の日付を確認してください。
Q. ai-garage の比較表で出てくる SWE-Bench とどっちを優先すべき?
A. 「総合的にどれが賢い?」を即答したいなら Intelligence Index、 「自分の業務(コーディング・数学・推論)で強い?」を見たいなら個別ベンチを参照してください。 実務では両方の照合が一番安全です。

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