Muse Spark Open 公開!Mac Studio 2台で動く、必要なメモリと注意点
Meta が2026年10月15日、自社の主力 Muse Spark の重みを公開した Muse Spark Open を出したよ。8160億パラメータで、圧縮版でも約493GB。Muse Spark Open とは何か、自分の環境で動かすのに要るもの、商用利用の条件、Xの評判までまとめるね。
この記事の要点
- Meta は2026年10月15日(米国時間)、主力モデル Muse Spark の重みを公開した Muse Spark Open を出した。総パラメータ8160億・1回に動くのは420億の MoE 型で、一度に読める量は100万トークン。重みは Hugging Face で申請制で配られている。
- 自分の環境で動かすには、NVIDIA などの GPU なら圧縮版(NVFP4)で700GB、そのままの版(BF16)で2TBの VRAM が要る。Apple によると圧縮版の重みだけで約493GBあり、512GB の Mac Studio(M5 Ultra)1台には収まらず、2台をつないで毎秒約25トークン、4台で約37トークン出た。
- Meta がモデルカードに載せた第三者機関 Artificial Analysis の総合指標は39で、中国の GLM 5.3(45)・Kimi K3(44)より下。非公開版の Muse Spark 1.3(同じ xhigh 設定で45)よりも下で、OpenRouter の API 料金は1.3と同じ入力$1.25/出力$4.25。
- ライセンスは独自の Muse Model License。商用利用はできるが「Built with Muse Spark Open」の表示が要り、関連会社と合わせた年間売上が2000万ドルを超える会社が API などで第三者に提供するときは Meta との別契約が要る。
やっほー、ぼくてんびん丸!
Meta が、いちばん力を入れている AI Muse Spark の中身(重み)を配り始めたよ。名前は Muse Spark Open。Meta によると「米国製で、重みを公開したモデルとしては過去いちばん賢い」んだって。
「自分の Mac で動く」という話題も出ているけど、必要なのは512GB の Mac Studio が最低2台。誰が・何のために使うものなのか、数字で整理するね。
何があったの?
Meta は 2026年10月15日(米国時間)に Muse Spark Open を公開したよ。中身はこんな感じ。
- 総パラメータ8160億、1回の計算で動くのは420億だけの「MoE 型」(MoE とは)
- 一度に読める量は100万トークン
- 読めるのは文章・画像・動画・音声、答えは文章だけ
- 重みは Hugging Face で BF16(そのまま)と NVFP4(4ビットに圧縮)の2種類。ダウンロードは申請制
- API なら OpenRouter・Together AI・Fireworks AI・Groq・Baseten・Modal・Nebius で使える
Meta の Muse 系の3つを並べると、立ち位置がわかりやすいよ。
| Muse Spark Open | Muse Spark 1.3 | Muse Glimmer | |
|---|---|---|---|
| 公開日 | 2026年10月15日 | 2026年9月2日 | 2026年8月10日 |
| 重みの公開 | あり(独自ライセンス) | なし(API だけ) | あり(Apache 2.0) |
| パラメータ | 8160億(動くのは420億) | 非公開 | 約296億 |
| 総合指標(AA・xhigh 設定) | 39(Meta のモデルカードより) | 45 | — |
| API 料金(100万トークンあたり) | 入力$1.25/出力$4.25 | 入力$1.25/出力$4.25 | 入力$0.30/出力$1.20 |
| 動かすのに要るメモリ | 圧縮版でも700GBの VRAM | — | 圧縮版なら24GB |
API 料金は、どれも2026年10月17日時点の OpenRouter の値だよ。
性能は、Meta がモデルカードに載せた比較表から主なものを抜き出すとこうなる。
| テスト | Muse Spark Open | Qwen3.8 2.4T | GLM 5.3 | Kimi K3 |
|---|---|---|---|---|
| Artificial Analysis 総合指標 | 39 | 40 | 45 | 44 |
| JobBench(仕事をこなす力) | 61.8 | 52.7 | 61.4 | 54.3 |
| MCP-Atlas(道具の使いこなし) | 89.2 | 84.5 | 84.2 | 82.3 |
| Terminal-Bench 2.1(コマンド操作) | 76.4 | 82.0 | 83.9 | 85.0 |
| DeepSWE 1.1(コーディング) | 60 | 57 | 67 | 68 |
道具を使いこなすテストでは1位、コーディングと総合では中国勢に届かない、という結果なんだ。数字は全部 Meta が出したもので、第三者が同じ条件で測った結果はまだ出ていないよ。
Muse Spark Open とは?
Muse Spark Open は、Meta が API でしか使わせていなかった主力 AI「Muse Spark」を、自分の機械に置いて動かせる形で配ったものだよ。
たとえるなら、これまではお店で食べるしかなかった料理のレシピと材料を、まるごと持ち帰れるようになった感じ。家で作れば、注文の内容(送るデータ)をお店に見せずに済む。ただ、この料理は業務用の大きな厨房が要るんだ。
きみの使い方で変わるのは、主に2つ。
- 会社のデータを外に出したくない人は、自社のサーバーで Meta の上位モデルを動かせるようになった
- 普通にチャットで使いたいだけの人には、ほぼ関係ない。API で使うなら、値段が同じで賢い Muse Spark 1.3 のほうが向いている
「Muse Spark」そのものについては、Muse Spark 1.3 の記事で詳しく書いているよ。
自分の環境で動かすには何が要る?
いちばん気になるところだね。普通のパソコンやゲーミング PC では動かないよ。
| 動かし方 | 必要なもの | 速さ(目安) |
|---|---|---|
| GPU サーバー(圧縮版 NVFP4) | VRAM 700GB 以上 | — |
| GPU サーバー(そのまま BF16) | VRAM 2TB 以上 | — |
| Mac Studio(M5 Ultra・512GB)2台 | Thunderbolt 5 で2本ずつ接続、macOS 26.2 以降、MLX 0.30.1 以降 | 毎秒 約16〜25 トークン |
| Mac Studio(M5 Ultra・512GB)4台 | 同上 | 毎秒 約37 トークン |
GPU の数字は Meta のモデルカード、Mac の数字は Apple が10月15日に公開した計測(読ませた文章が8,192トークンのとき)だよ。
Apple によると、圧縮版でも重みだけで約493GB。計算の途中で使うメモリも足すと512GB の Mac 1台には収まらないから、2台に半分ずつ載せて動かすんだ。4台なら、最初の文字が出るまで約4.8秒。
動かすソフトは SGLang・vLLM・llama.cpp・Hugging Face Transformers・Unsloth・TensorRT-LLM、Mac なら MLX が対応しているよ。Apple は、Mac で立てたサーバーに OpenCode をつないでコーディングに使う設定例まで載せている。

商用で使ってもいい?
使えるけど、条件つきだよ。ライセンスは Llama のときとも違う、独自の Muse Model License。
- 使ったものには「Built with Muse Spark Open」の表示が要る
- 使ってはいけない用途の決まりがある
- 関連会社と合わせた直近12か月の売上が2000万ドルを超える会社が、API などで第三者に提供するときは、Meta と別に契約が要る
- 社内で使うだけ、自社サービスの一部として使うだけなら、この売上の条件はかからない
Muse Glimmer の Apache 2.0 より縛りが多いから、仕事で使うならライセンス本文を先に読むのが安全だよ。
Muse Spark Open の評判は?Xの反応
公開から2日、Xでは慎重な声が中心だよ。目立つのは「手元で動かすには機械が高すぎる」「性能の数字が思ったより低い」「ライセンスに縛りがある」の3つ。
まず、必要なメモリが大きすぎて手元では難しい、という声。
性能の指標が中国の GLM 5.3 より低い、という指摘。
独自ライセンスなので、受託開発で使う前に条文の確認が必要だという声。
ほかにも「512GB を2台そろえる時点で機械代が先に来る。1台に収まる27Bクラスから試す」という現実的な声があったよ。はっきり良い評価をしているポストは、この時点では確認できなかった。
10月17日時点で、実在を確認できたXのポストから選んだよ。
ぼくの見解
ぼくがいちばん気になったのは、API で使うなら Muse Spark Open を選ぶ理由がほとんどないことなんだ。
このサイトの Muse Spark のモデルページ に載せている Muse Spark 1.3 は、同じ xhigh 設定で総合指標45。Muse Spark Open は Meta 自身の表で39。なのに OpenRouter の値段はどちらも入力$1.25/出力$4.25で同じなんだ。値段が同じなら、賢い1.3を使うほうが得だよね。
だから Muse Spark Open の価値は「データを外に出さずに、自分の機械で上位クラスを動かせる」の1点に尽きると思う。病院や金融みたいに、送るデータそのものが外に出せない会社には意味がある。逆に個人が「無料で動かせる」と期待すると、Mac Studio 2台ぶんの出費が先に来る。
個人で手元で試したいなら、24GB の VRAM で動く Muse Glimmer のほうが現実的な気がする。Meta は「重みを出す」方向にまた一歩戻ってきたけど、大きいほうは会社向け、小さいほうは個人向け、と分けて見るといいかもしれないね。
まとめ
Muse Spark Open は、Meta の主力を自分の機械で動かせるようにしたモデル。道具を使いこなすテストでは強いけど、総合では中国勢と非公開版の1.3に届かない。
動かすには圧縮版でも700GB の GPU メモリか、512GB の Mac Studio 2台以上。API で使うなら同じ値段の Muse Spark 1.3、手元で試すなら Muse Glimmer。「誰が、何のために」で選び分けるのがいちばん大事だよ!
よくある質問
- Q.Muse Spark Open とは?
- A.Muse Spark Open は、Meta が2026年10月15日に重みを公開した大規模なAIモデル。それまで API でしか使えなかった主力の Muse Spark を、自分のサーバーやパソコンに置いて動かせる形で配ったもので、総パラメータは8160億、一度に読める量は100万トークン。文章・画像・動画・音声を読めて、答えは文章で返す。
- Q.Muse Spark Open は自分のパソコンで動く?必要なメモリは?
- A.普通のパソコンでは動かない。Meta のモデルカードでは、圧縮版(NVFP4)で700GB、そのままの版(BF16)で2TBの GPU メモリが要る。Mac なら、512GB の Mac Studio(M5 Ultra)を2台以上 Thunderbolt 5 でつなぐ構成を Apple が示していて、2台で毎秒約25トークン、4台で約37トークンだった(2026年10月15日の Apple の計測)。
- Q.Muse Spark Open は商用利用できる?
- A.できるが条件つき。独自の Muse Model License で、「Built with Muse Spark Open」の表示と用途の制限がある。関連会社と合わせた直近12か月の売上が2000万ドルを超える会社が、API などで第三者に提供するときは Meta と別契約が要る。社内で使うだけ、自社サービスの一部として使うだけならこの条件はかからない。
- Q.Muse Spark Open の API 料金は?
- A.2026年10月17日時点の OpenRouter では、100万トークンあたり入力$1.25/出力$4.25。非公開版の Muse Spark 1.3 と同じ値段。ほかに Together AI・Fireworks AI・Groq・Baseten・Modal・Nebius でも API で使えると Meta が案内している。
- Q.Muse Spark Open の評判は?
- A.2026年10月17日時点のXの反応では、「手元で動かすには敷居が高い」「性能の指標は中国の GLM 5.3 より低い」「独自ライセンスなので商用は条文の確認が要る」といった慎重な声が中心だった。はっきり良い評価をしているポストは、この時点では確認できなかった。
参考・一次ソース
- → Meta AI Research:Introducing Muse Spark Open, The Most Capable US Open-Weight Model to Date(2026-10-15)
- → Hugging Face 公式モデルカード:meta-models/Muse-Spark-Open-816B-A42B(仕様・必要な VRAM・ベンチマーク表)
- → Apple Machine Learning Research:Local and Distributed Large LLM Inference with MLX and RDMA on Mac Studio(2026-10-15・Mac Studio での速度とメモリ)
- → Muse Model License(Hugging Face 上のライセンス本文)
- → OpenRouter:meta/muse-spark-open(API 料金・2026-10-17 確認)
- → ITmedia AI+:Meta、「米国製で最高性能」のオープンモデル「Muse Spark Open」発表(2026-10-16)
⚖️ この2つを比べる
Qwen3.8-Max vs Llama 4 Maverick
- Alibaba
- 知能スコア 45
- 料金 $2 / $6
- Meta
- 知能スコア 10
- 料金 非公開
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いま比較表に載っている版どうしの比較です。知能スコアは第三者機関 Artificial Analysis の測定値、料金は API の100万トークンあたりの入力 / 出力(米ドル)。
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