DeepSeek V4.1-Flash
中国発、コスパとオープン性の象徴。2026年9月10日に出た V4.1-Flash が旗艦 V4-Pro を性能でも価格でも上回った。予告された Pro の引退は撤回され、2本立てで提供中。
◎ 強み
- ◎ V4.1-Flash は 552B の MoE で、1トークンあたり動くのは読み込み時 8B・書き出し時 16B だけ
- ◎ 会話の途中経過を覚えるメモ(KVキャッシュ)を 890 バイト/トークンまで圧縮(旧 V4-Flash の約4分の1)
- ◎ 1M tokens の長文コンテキスト、1回の出力は最大 384K tokens
- ◎ API 価格が安い(すいている時間帯で入力 $0.15・出力 $0.6、キャッシュヒット時の入力は $0.003)
- ◎ 重みが MIT ライセンスでオープンウェイト公開(deepseek-ai/DeepSeek-V4.1-Flash)
- ◎ 画像と文章をそのまま一緒に扱える(V4-Pro は画像に非対応)
- ◎ 考える深さを 1〜100 の数字で細かく指定できる(V4-Pro は low / high / max の3段だった)
△ 注意点
- △ 中国製のため業務利用は規約・データ取扱の確認を
- △ V5 / R2 は未リリース(公式モデルIDに存在せず、V4.1 系が現役)
- △ 旧 V4-Flash と V4-Flash-Vision-Exp は2026-09-10に引退(旧名で呼ぶと V4.1-Flash が答え、V4.1-Flash の料金で課金される)。V4-Pro も2026-09-14 の引退が予告されたが撤回され、V4.1-Flash とは別の独自料金のまま継続提供(2026-10-09 に公式料金ページで確認)
- △ SWE-bench Verified の公表値がない。DeepSWE v1.1 は 74.2% だが、これは8種類の足回りで最も高く出た値で Claude Code では 69.8%
- △ 道具を使わない難問(HLE 36.8)は Claude Opus 5.5 の 64.4(Anthropic 公表)に大きく届かない