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VS COMPARISON

GLM-5.3 vs GPT-5.6 Terra

編集部の総合判定

総合知能(AA Index)は GLM-5.3 45 対 GPT-5.6 Terra 42 で GLM-5.3 がやや優位。用途しだいで逆転する差

ベンチ勝ち:GLM-5.3 1 / GPT-5.6 Terra 0 料金で安い項目:GLM-5.3 2 / GPT-5.6 Terra 0 データ最終更新:2026-10-17(編集部集計)

WHICH ONE

こんな人はどっち?

こんな人は GLM-5.3

  • ✓ API 料金を抑えたい人(入力$1.4/出力$4.4)
  • ✓ コスパ重視の人(AIコスパ指数 66 対 56)
  • ✓ 長い資料を読ませたい人(100万トークン)

こんな人は GPT-5.6 Terra

  • ✓ AI をはじめて使う人
  • ✓ 画像も読ませたい人

SPECS

仕様の比較

項目 GLM-5.3 GPT-5.6 Terra
バージョン 5.3 GPT-5.6 Terra
公開日 2026-08-14 2026-07-09
コンテキスト長 1000K 勝ち 922K
入力料金 $/1M $1.4 安い $2
出力料金 $/1M $4.4 安い $12
推論モデル ✓ あり ✓ あり
マルチモーダル — ✓ あり
AIコスパ指数 独自指標 66 勝ち 56

BENCHMARKS

ベンチマーク差分

バーの長さは100%スケール。長い方が勝ち。

総合知能(AA Intelligence Index)

GLM-5.3
45 勝ち
GPT-5.6 Terra
42

※ AA Intelligence Index(第三者機関 Artificial Analysis の統合知能指標)/ SWE-Bench Verified(実OSSバグ修正)/ MMLU(総合学力)/ GPQA Diamond(博士レベル理系)/ AIME(数学オリンピック予選)/ HLE(Humanity's Last Exam・最難関試験)

※「—」は未公表(実測0ではありません)。未公表の項目は勝敗のカウント対象外です。公式が個別ベンチを公表していないモデルも、AA Intelligence Index は第三者測定のため横並びで比較できます。

X VOICE

Xの評判はどう?

ベンチマークとは別の軸として、直近7日(2026-10-12 〜 2026-10-19)の X上の日本語の声をサンプル分析。てんびん丸総研調べ。

GLM-5.3

X評判スコア 46 /100(n=13)

ポジ 6 / ネガ 7 / 中立 0

👍 良いモデル

👍 安定感が強い

👎 認知ドリフト

👎 コンテキスト短い

GPT-5.6 Terra

X評判スコア — /100(n=0)

ポジ 0 / ネガ 0 / 中立 0 (判定材料が少なくスコアは保留)

※ Grok(x_search)で過去7日の日本語Xポストを、モデルごとに3つの角度(感想・活用報告・他モデル比較)から検索してサンプル収集し、ポジ・ネガ・中立をLLM分類した傾向値。全数調査ではなく、角度間の重複除外も完全ではありません。評判スコア=ポジ÷(ポジ+ネガ)×100(判定5件未満は「—」)。 全モデルの一覧と推移は てんびん丸総研へ。

EDITOR'S NOTE

編集部メモ

数値の背景と、いまの提供状況・注意点

GLM-5.3

中国の Z.ai が 2026-08-14(米国時間)に発表した同社の旗艦モデル(API のモデル名は glm-5.3、API の提供開始は 2026-08-18)。 土台は前世代 GLM-5.2 と同じで、公開後の追加学習だけで性能を伸ばしたと公式が明記しています。 考える機能は常にオンで、考える量は low / high / max の3段階(指定しない場合は max)。 入力はテキストのみで、画像・音声には対応しません。一度に読める量は100万トークン、 一度に書ける量は最大12万8千トークン(2026-08-28 に公式ドキュメントで確認)。 第三者測定の Artificial Analysis Intelligence Index は 45(v4.3.2・max 設定・2026-09-23 確認)で、本表では Kimi K3 の 44 をわずかに上回り、2026-09-21 公開の Grok 4.7(xhigh 設定で 46)に1ポイント届かない(v4.2 では 49 対 Kimi 50 で下だったので、指標が v4.3 に上がって順番が入れ替わった)。 コードを直す力は、誰でも見られる DeepSWE v1.1 の公式ランキング(113課題・ハーネスは mini-swe-agent・ max 設定/2026-09-03 更新・既定の表示は登録28モデルのうち21モデル)で 69%(誤差 ±3)・21モデル中6位(2026-09-10 確認)。 Grok 4.6(67%)・GPT-5.6 Luna(67%)・Gemini 3.7 Flash(65%)・DeepSeek V4-Pro(63%)を上回り、 Kimi K3(69%・誤差 ±5)とは同率です。上には GPT-6 Astra(74%)・Gemini 3.8 Flash(74%)・Claude Opus 5(74%)・ GPT-5.6 Sol(73%)・Claude Fable 5(70%)の5本がいます。 2026-08-26 更新版では 25モデル中5位で、Kimi K3(68.5%)にも競り勝っていましたが、 9月3日の更新でランキングの表示が整数に丸められ、Kimi K3 と並びました。 1課題あたりの平均費用は $3.99 で、Opus 5 の $11.84 の約3分の1です。 Z.ai 自身の発表値は同じベンチで 66.9 ですが、公式ランキングの 69%(誤差 ±3)の範囲に収まっています。 同社が公表している他のベンチは Terminal Bench 3.0 が 28.3、Agents' Last Exam が 28.5、 ソフトウェアの弱点を見つける CyberGym が 84.5%。Z.ai Code Bench(max 設定で 34.5%、前世代比 50%向上)は 名前に自社名が入る自社製のテストなので参考程度に見てください。 SWE-bench Verified・MMLU・GPQA・AIME は公式・第三者とも数値を公表しておらず本表では「—」です (名前の似た別のテストの値では埋めていません)。 【重みの公開について】GLM-5.3 本体の重みは 2026-08-28(米国時間)に Hugging Face の zai-org/GLM-5.3 で公開されました (重みファイルの合計は約753B、公式表記は 744B-A40B)。ただしライセンスは MIT ではなく独自の「GLM-5.3 License」で、 モデル提供(MaaS)事業を営み売上が100億ドルを超える事業者は商用利用の前に Z.ai の審査が必要という条件がつきます(2026-09-04 確認)。 【廉価版について】GLM-5.3-Flash(2026-08-26 公開・MIT ライセンス・AA Index は v4.3.2 で 42)は、 公開時に付いていた50%オフ(入力 $0.075 / 出力 $0.25)が 2026-09-09 24時(シンガポール時間・UTC+8)で終了し、 2026-09-10 から定価の入力 $0.15 / 出力 $0.50 になりました(2026-09-10 に公式料金ページで確認)。 値段が確定したので、本表には GLM-5.3-Flash 行として別に掲載しています。 中国製のため業務利用は規約とデータの取り扱いを確認してください。

GPT-5.6 Terra

GPT-5.6 の3グレード(Sol / Terra / Luna)の中位にあたる「ふだん使い」向けモデル。 ChatGPT では登場時(2026-07-09)に無料プランと Go プランがこの Terra を使っていたが、2026-08-06 の変更で無料・Go は下位の Luna に移った(Plus・Pro は最上位の Sol)。 そのため現在の Terra は、ChatGPT の既定モデルとしてではなく API で中位グレードを選ぶときの選択肢という位置づけになっている。 2026-09-22 に出た GPT-6 世代は Astra・Sol・Luna の3本で、Terra にあたるモデルは無い(2026-09-23 時点。OpenAI の開発者向けドキュメントは「GPT-6 のモデルファミリーは GPT-6 Astra・GPT-6 Sol・GPT-6 Luna」と書いている)。GPT-5.6 Terra は終了日の告知なく提供が続いている。 料金は 2026-07-30 の改定で 100万トークンあたり $2.50/$15 → $2/$12 に20%下がった(同じ日に Luna は80%下がり、Sol はこのときだけ $5/$30 で据え置きだった。その Sol も 2026-08-22 に $4/$20 へ下がっている)。 Artificial Analysis Intelligence Index は 42(v4.3.2・max 設定/2026-09-23 確認)。9月22日に出た GPT-6 Sol は入力が同じ $2・出力が $10 と Terra より安く、同じ指標で 48 と上なので、API で新しく選ぶなら Terra を選ぶ理由は小さくなった。 ※ AA は推論の強さ別に max / xhigh / high / medium / low を出しており、条件が違うと数値も変わる。 出力速度は 125.7 トークン/秒(Artificial Analysis 実測)。コンテキストウィンドウは OpenAI 公式表記で 1,050,000 トークンだが、入力に使える上限は 922,000 トークン・1回の出力上限は 128,000 トークン。本表の値は「一度に読める量」なので入力上限の 922,000 を採用している。入力が 272,000 トークンを超えたリクエストは全体が入力2倍・出力1.5倍($4/$18)になる(2026-08-18 に公式ドキュメントで確認)。入力はテキストと画像に対応。 GPQA Diamond・HLE・SWE-bench Verified は Terra 個別の公開値が無いため本表では「—」(他グレードの数値では埋めていません)。

PROS & CONS

強み・弱み

GLM-5.3

中国 Z.ai の GLM シリーズ。旗艦 GLM-5.3 は DeepSWE 公式ランキングで 69%・6位、重みは独自ライセンスで公開。廉価版 GLM-5.3-Flash は MIT ライセンスで商用利用もでき、その高速版 GLM-5.3-FlashX も出ている。

◎ 強み

  • ◎ 旗艦 GLM-5.3(2026-08-14 発表・2026-08-18 API 提供開始、いずれも米国時間)は DeepSWE v1.1 の公式ランキングで 69%・表示21モデル中6位(2026-09-22 更新/2026-10-09 確認)。同率は Kimi K3 の 69%
  • ◎ 1課題あたりの平均費用 $3.99 は、同じランキングで3位の旧世代 Claude Opus 5($11.84)の約3分の1(後継の Opus 5.5 はこのランキングにまだ載っていない)
  • ◎ 100万トークンの長文コンテキスト、一度に書ける量は最大12万8千トークン
  • ◎ GLM-5.3 本体の重みも 2026-08-28(米国時間)に Hugging Face の zai-org/GLM-5.3 で公開(重みの合計は約753B、公式表記は 744B-A40B)。ライセンスは独自の「GLM-5.3 License」で、モデル提供(MaaS)事業を営み売上が100億ドルを超える事業者だけ商用利用の前に Z.ai の審査が必要
  • ◎ 廉価版 GLM-5.3-Flash(2026-08-26 公開)は重みが MIT ライセンスで公開され、商用利用もできる
  • ◎ GLM-5.3-Flash は画面やブラウザの画像も見られるので、コードと表示結果を行き来する作業に向く
  • ◎ 高速版の GLM-5.3-FlashX(モデル名 glm-5.3-flashx)は毎秒200トークンで返す。公開日は公式ページに書かれていない

△ 注意点

  • △ 旗艦の GLM-5.3 は入力がテキストのみ(画像・音声は扱えない)
  • △ GLM-5.3 本体の重みは 2026-08-28 に公開されたが、ライセンスは MIT ではなく独自の「glm-5.3」ライセンス(Hugging Face 上の表記は「other」)。MIT なのは廉価版の GLM-5.3-Flash のほう
  • △ SWE-bench Verified・MMLU・GPQA・AIME は公式・第三者とも数値が出ていない
  • △ 中国製のため業務利用は規約とデータの取り扱いを確認したい
  • △ GLM-5.3-FlashX は、コーディング用の定額プラン(GLM Coding Plan)ではまだ使えない
  • △ GLM-5.3-Flash の50%オフは 2026-09-09 24時(シンガポール時間・UTC+8)で終了し、2026-09-10 から定価 $0.15/$0.50(2026-09-10 に公式料金ページで確認)
公式サイト →

GPT-5.6 Terra

AIブームの火付け役。2026-10-07 からチャットが GPT-6 になり、Plus 以上は GPT-6 Sol、無料・Go は 10/8 から順次 GPT-6 Luna。最上位は GPT-6 Astra で、改良版の GPT-6.1 Sol は Work(エージェント機能)と Codex で使える。画像・音声まで一つで完結。

◎ 強み

  • ◎ 総合力が高くてなんでもこなす
  • ◎ 音声・画像・ファイル対応がスムーズ
  • ◎ アプリ・拡張機能が豊富

△ 注意点

  • △ 話の事実確認は弱め、要ファクトチェック
  • △ 2026-09-29 公開の GPT-6.1 Sol は、ChatGPT の通常のチャットでは使えない(使えるのは Work・Codex・API)
  • △ 無料・Go のチャットが GPT-6 Luna に切り替わるのは、OpenAI の発表とリリースノートでは 2026-10-08 から順次。モデル別のヘルプはまだ GPT-5.6 Luna を既定と書いていて、公式の案内どうしが食い違っている(2026-10-09 確認)
公式サイト →

FAQ

よくある質問

Q. GLM-5.3 と GPT-5.6 Terra、結局どっちがいい?

A. AA Intelligence Index は GLM-5.3 45 対 GPT-5.6 Terra 42 で GLM-5.3 がやや優位ですが、用途によっては逆転しうる差です。料金・使い勝手も合わせて選ぶのがおすすめです。

Q. GLM-5.3 と GPT-5.6 Terra、料金が安いのはどっち?

A. 入力料金は GLM-5.3 が $1.4/1M、GPT-5.6 Terra が $2/1M。出力料金は GLM-5.3 が $4.4/1M、GPT-5.6 Terra が $12/1M です。入力・出力とも GLM-5.3 の方が安く、コスト重視なら GLM-5.3 が有利です。

Q. GLM-5.3 と GPT-5.6 Terra、ベンチマークで強いのはどっち?

A. 両モデルが共通で公表している指標は1項目と少ないため、全モデルを第三者が同一条件で測定している AA Intelligence Index(GLM-5.3 45/GPT-5.6 Terra 42)を軸に判断するのがおすすめです。AA Intelligence Index・SWE-Bench・MMLU・GPQA・AIME などの比較可能な指標では GLM-5.3 の勝ち数が多く(1/0)、総合的なベンチ性能では GLM-5.3 が優勢です。

Q. GLM-5.3 と GPT-5.6 Terra、コスパがいいのはどっち?

A. AIコスパ指数(第三者測定の知能スコアと料金の安さを 6:4 で合成した編集部独自指標)は GLM-5.3 が 66、GPT-5.6 Terra が 56。「安くて賢い」バランスでは GLM-5.3 が有利です。

Q. GLM-5.3 と GPT-5.6 Terra、初心者にはどっちがおすすめ?

A. 初心者へのおすすめ度は GPT-5.6 Terra の方が高め(5/5 対 2/5)。まず触ってみるなら GPT-5.6 Terra から始めると迷いにくいです。

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