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News 最終更新 2026/8/27

GPT-5.6 Sol が公式値下げ!出力3割安の $4/$20 は少なくとも11月21日まで

「GPT-5.6 Sol の料金はいくら?」の答えは、100万トークンあたり入力$4・出力$20だよ。OpenAI が2026年8月22日に公式値下げ。ただし「少なくとも2026年11月21日まで」の期間限定価格で、Terra と Luna は据え置き。割増条件や他社との並びも公式の数字で整理するね。

GPT-5.6 Sol が公式値下げ!出力3割安の $4/$20 は少なくとも11月21日まで

この記事の要点

  • OpenAI が GPT-5.6 Sol の API 料金を下げた。100万トークンあたり入力が $5.00 から $4.00 へ20%、出力が $30.00 から $20.00 へ33%。値下げ率は OpenAI 公式ドキュメントに数字で明記されている。
  • これは期間限定の特別価格。公式ドキュメントに「少なくとも2026年11月21日まで利用できる」と書かれていて、それより後の料金は公表されていない。
  • 下がったのは最上位の Sol だけ。中位の Terra は入力 $2.00・出力 $12.00、軽量の Luna は入力 $0.20・出力 $1.20 で、2026年7月30日の改定後の金額から動いていない。
  • 値下げ後の Sol は、1世代前の主力 GPT-5.5(入力 $5.00・出力 $30.00)より安い。同じ公式ドキュメントの比較表に並んで載っている。

やっほー、ぼくてんびん丸!

4日前にぼくは「GPT-5.6 Sol は半額になった?」という記事を書いて、そこで「OpenAI 公式の料金は1円も動いていない」と結論づけたんだ。ネットで騒がれていた「50%オフ」は、AI仲介サービス経由のときだけの割引だったからね。

……それが、2026年8月22日にひっくり返ったよ。今回は本物だ。OpenAI が最上位モデル GPT-5.6 Sol の API 料金を、自分で下げたんだ。しかも公式ドキュメントに値下げ率まで書いてある。前回みたいに「噂を確かめる」話じゃなくて、確定した事実として整理していくね。

何があったの?

100万トークンあたりの料金が、こう変わったよ。

項目値下げ前(〜8月21日)値下げ後(8月22日〜)変化
入力$5.00$4.0020%減
入力(キャッシュ済み)$0.50$0.4020%減
キャッシュへの書き込み$5.00入力の1.25倍
出力$30.00$20.0033%減

「トークン」っていうのは、AI が文章を読み書きするときの“文字のかたまり”の単位だよ。読ませるほうが「入力」、返ってくるほうが「出力」だと思ってね(→ トークンと料金の関係)。

ここで大事なのは、この20%と33%という数字は、ぼくが計算したものじゃなくて OpenAI 自身が書いた数字だってこと。公式ドキュメントの GPT-5.6 Sol のページに、こう書いてあるんだ。

GPT-5.6 Sol costs $4 per million input tokens and $20 per million output tokens, a 20% reduction in input pricing and a 33% reduction in output pricing.

(GPT-5.6 Sol は100万入力トークンあたり $4、100万出力トークンあたり $20 で、入力の価格を20%、出力の価格を33%下げたものです)

前回の記事で「公式は動いていない」と書けたのも、今回「公式が動いた」と書けるのも、同じ公式ドキュメントを見にいっているからなんだ。ここはブレずに確認していきたいところだね。

「少なくとも11月21日まで」という条件つき

今回の値下げでいちばん見落としちゃいけないのが、ここ。これは期間限定の特別価格なんだ。

同じ公式ドキュメントの、値下げ率のすぐ後ろにこう続いているよ。

GPT-5.6 Sol's promotional pricing is available at least through November 21, 2026.

(GPT-5.6 Sol の特別価格は、少なくとも2026年11月21日まで利用できます)

at least(少なくとも)」という言い方なので、11月21日で終わるとは書いていない。でも「ずっと続く」とも書いていないんだ。つまり今わかっているのは「11月21日までは $4/$20 で使える」ということだけ。そこから先は決まっていない。

だから、これから Sol で何かを本格的に動かすなら、11月22日以降の料金が $5/$30 に戻る可能性も見ておいたほうがいいと思う。ぼくもこの日付は覚えておいて、あとで確かめにいくつもりだよ。

下がったのは Sol だけ

GPT-5.6 は Sol(最上位)・Terra(中位)・Luna(軽量) の3兄弟なんだけど、今回下がったのはいちばん上の Sol だけだよ。

グレード入力出力今回の扱い
GPT-5.6 Sol$4.00$20.00今回20%/33%の値下げ
GPT-5.6 Terra$2.00$12.00据え置き(7月30日の改定後から変化なし)
GPT-5.6 Luna$0.20$1.20据え置き(7月30日の改定後から変化なし)

7月30日のときは逆だったんだよね。あのときは Terra が20%、Luna が80%下がって、Sol だけが据え置きだったんだ(→ GPT-5.6 の発表記事)。つまり OpenAI は、下の2つ → 上の1つという順番で値段を下げてきたことになるね。

GPT-5.6 の値下げの順番を示した図。2026年7月30日は Terra が20%下げ・Luna が80%下げ・Sol は据え置きで、2026年8月22日は逆に Sol が入力20%下げ・出力33%下げで Terra と Luna が据え置き。下の2グレードから先に下がり、あとで最上位の Sol が下がった流れを表している。2026年8月22日時点の OpenAI 公式ドキュメントより。

しかも面白いのが、公式ドキュメントの比較表に並んでいるこの並び。

モデル入力出力
GPT-5.6 Sol(現行の最上位)$4.00$20.00
GPT-5.5(1世代前の主力)$5.00$30.00
GPT-5.4$2.50$15.00

現行の最上位が、1世代前の主力より安くなったんだ。ふつうは新しくて賢いほうが高いものだから、これはけっこう変な絵だよね。

API を使わない人にも効いていた

ここは8月27日に追記したところなんだけど、この値下げ、ChatGPT の定額プランで使っているだけの人にも届いていたんだ。

ChatGPT で利用上限に達したときに買う「追加クレジット」には、モデルごとの消費レートがあるよね。あれの Sol の行が、入力125→100・出力750→500 クレジット(100万トークンあたり)に下がっていたんだ。値下げ幅とぴったり同じだよ。

Sol の値下げAPI 料金クレジットレート
入力(100万トークン)$5.00 → $4.00125 → 100
出力(100万トークン)$30.00 → $20.00750 → 500

つまり 同じクレジット数で、出力なら1.5倍ぶん長く粘れるようになったということ。API 料金をクレジット数で割ると値下げの前後どちらも 1クレジット=$0.04 になるので、クレジットは API の標準料金を単位だけ言い換えたものだと考えられるよ(→ ChatGPT の利用上限と追加クレジットの記事)。

値下げのニュースを「API を使う人の話」だと思って読み飛ばすと損、というのが今回の学びだね。

高くなる条件と、もっと安くなる条件

料金表には、単価のほかに「割増」と「割引」の枠もちゃんと書いてあるよ。値下げに合わせて、こっちの金額も動いているんだ。

① 長い資料を投げると割増になる。 1回の入力が 272,000トークンを超えると、そのリクエスト全体が入力2倍・出力1.5倍で計算されるんだ。「超えた分だけ」じゃないのがポイント。

割増枠値下げ前値下げ後
入力(272,000トークン超)$10.00$8.00
出力(272,000トークン超)$45.00$30.00

② まとめて投げると半額になる。 急ぎじゃない処理をためて投げる Batch、混雑しているときに順番待ちを受け入れる Flex は、どちらも通常の半額。Sol なら 入力 $2.00/出力 $10.00 だよ。

③ 順番を優先してもらうと2倍。 逆に Fast mode(前は Priority という名前で、2026年7月30日に改名されたんだ)を使うと通常の2倍で、入力 $8.00/出力 $40.00 になる。

使い方入力出力
ふつう(Standard)$4.00$20.00
まとめ投げ(Batch)・順番待ち(Flex)$2.00$10.00
優先(Fast mode)$8.00$40.00

前回の「50%オフ」はどうなったの?

ここ、ちょっとこんがらがりやすいから整理しておくね。あの割引は今も別に生きているんだ。

AI仲介サービス OpenRouter の公開API を今日たたいてみたら、Sol の単価は 入力 $2.00/出力 $10.00 を返してきたよ。これは新しい公式価格 $4.00/$20.00 のちょうど半額。8月18日に確認したときは $2.50/$15.00 で、当時の公式 $5.00/$30.00 のちょうど半額だったから、「公式の半額」という関係がそのまま続いていることになるね。

公式(OpenAI に直接払う)OpenRouter 経由
8月18日時点$5.00 / $30.00$2.50 / $15.00
8月22日時点$4.00 / $20.00$2.00 / $10.00

つまり今回起きたのは「土台のほうが2〜3割下がったので、半額の枠も一緒に下がった」ということ。前回の記事で書いた「半額なのは仲介サービス経由のときだけ」という話そのものは、今も変わっていないよ。ただし土台の金額が変わったので、あの記事の $5/$30 という数字は過去のものになったんだ。そっちの記事には注記を足しておいたよ。

他のモデルと並べるとどうなる?

いちばん上のクラスを狙っているモデルを、公表されている料金と第三者の知能スコアで並べてみたよ。

モデル入力出力知能スコア位置づけ
Claude Opus 5$5.00$25.0063現時点の最上位クラス
Claude Fable 5$10.00$50.0062最高精度ねらいの高価格帯
GPT-5.6 Sol$4.00$20.0061OpenAI の最上位。今回値下げ
Grok 4.6$2.00$6.0061安さで攻めるフロンティア級
Kimi K3$3.00$15.0060中国勢の上位

※知能スコアは第三者機関 Artificial Analysis の Intelligence Index v4.1.1(2026年8月11日時点)だよ。ここはそのまま横並びにできない注意点があって、Sol と Opus 5 は「考える量を最大にした設定」で測った値、Grok 4.6 は「その一段下の設定」で測った値なんだ。同じ 61 でも条件がそろっていないから、順位そのものを鵜呑みにしないでね(→ AIモデル比較表)。

そのうえで料金だけ見ると、Sol は Opus 5 より入力で $1、出力で $5 安くなった。ぼくらが出しているAIコスパ指数(知能と料金の安さを6対4で混ぜた ai-garage 独自の指標)で計算し直すと、Sol は 64 から 68 に上がって、Claude Opus 5(67)を追い抜いたよ。これは自作の指標だから世の中の正解ってわけじゃないけど、「上のクラスの中では安いほうに回った」という変化は数字にちゃんと出ているんだ。

ぼくの感想

今回いちばん気になったのは、下げ方の順番なんだ。

7月30日は下の2グレードを下げて、上の Sol は据え置いた。それから3週間ちょっとで、こんどは Sol を下げた。この間に何があったかというと、Grok 4.6 が入力 $2・出力 $6 のまま知能スコアだけ 56 → 61 に上げて、Sol と同点に並んできたんだよね。値段は Sol の半分以下で、だ。

もちろん OpenAI は理由を説明していないから、これはぼくの推測にすぎない。でも「最上位の値段は下げないもの」という前提が崩れたのは、上のクラスにも価格の押し合いが届いた合図なのかもしれないな。

もうひとつ引っかかるのは、やっぱり期限つきだってこと。「少なくとも11月21日まで」という書き方は、裏を返せば「そこから先は約束していない」だよね。今年は Google の Gemini 3.7 Flash も「2026年12月31日までの導入価格」という形を取っていて(→ Gemini 3.7 Flash の記事)、期限つきの安い値段で人を集めるやり方がふつうになってきた気がする。安さに合わせて仕組みを組むなら、期限のほうもカレンダーに書いておいたほうがいいと思うな。

まとめ

  • GPT-5.6 Sol の API 料金が下がった。100万トークンあたり入力 $5.00 → $4.00(20%減)、出力 $30.00 → $20.00(33%減)。この値下げ率は OpenAI 公式ドキュメントに書かれている数字だよ
  • 期間限定の特別価格で、公式は「少なくとも2026年11月21日まで」と書いている。それより後は公表されていないから、長く使う前提なら11月22日以降を確かめる日として覚えておいてね
  • 下がったのは Sol だけ。Terra($2.00/$12.00)と Luna($0.20/$1.20)は据え置き。7月30日は逆に下の2つだけが下がったから、上下を順番に下げてきた形になるね
  • 現行の最上位が、1世代前の主力 GPT-5.5($5.00/$30.00)より安くなった。値段の並びとしてはかなり変な絵だよ
  • 272,000トークン超えの割増は $8.00/$30.00、まとめ投げの Batch と順番待ちの Flex は半額の $2.00/$10.00、優先の Fast mode は2倍の $8.00/$40.00

4日前に「公式は動いていない」と書いた記事の結論が、4日でひっくり返ったよ。料金の話はこういうことが起きるから、いつ時点の数字なのかを必ず見てね。ぼくもこの記事の数字は11月に確かめ直すつもりだよ。それじゃ、またね!

よくある質問

Q.GPT-5.6 Sol の料金はいくら?
A.2026年8月22日時点で、100万トークンあたり入力 $4.00・出力 $20.00 です。一度読ませた内容を使い回すキャッシュ済み入力は $4.00 の10分の1の $0.40、キャッシュへの書き込みは入力の1.25倍の $5.00 です。1回のリクエストの入力が272,000トークンを超えると、そのリクエスト全体が入力2倍・出力1.5倍になり、入力 $8.00・出力 $30.00 で計算されます。
Q.GPT-5.6 Sol は値下げされた?
A.はい。OpenAI 公式ドキュメントに「入力の価格を20%、出力の価格を33%下げた」と明記されています。値下げ前は100万トークンあたり入力 $5.00・出力 $30.00 で、2026年7月9日の一般公開から2026年8月21日までこの金額でした。
Q.GPT-5.6 Sol の値下げはいつまで?
A.OpenAI 公式ドキュメントには「GPT-5.6 Sol の特別価格は少なくとも2026年11月21日まで利用できる」と書かれています。11月21日より後にどうなるかは公表されていません。元の金額に戻るのか、そのまま続くのかは、現時点では分からない状態です。
Q.GPT-5.6 の Terra と Luna も安くなった?
A.いいえ。今回下がったのは最上位の Sol だけです。中位の Terra は100万トークンあたり入力 $2.00・出力 $12.00、軽量の Luna は入力 $0.20・出力 $1.20 で、2026年7月30日の改定後の金額から変わっていません。
Q.GPT-5.6 Sol をもっと安く使う方法はある?
A.急ぎでない処理をまとめて投げる Batch と、混雑時に順番待ちを受け入れる Flex は、どちらも通常の半額で100万トークンあたり入力 $2.00・出力 $10.00 です。逆に順番を優先してもらう Fast mode は通常の2倍で入力 $8.00・出力 $40.00 になります。

参考・一次ソース

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