Genie 4 とは?しゃべる仮想世界AI、日本で使えるのはまだ先
Google DeepMind が Genie 4 を発表したよ。文章で指示すると歩き回れる仮想世界を作り、音や会話まで同時に生まれるんだ。Genie 4 とは何か、Gemini との違い、いつ・いくらで使えそうかを10月28日時点でまとめるね。
この記事の要点
- Google DeepMind が2026年10月27日(米国時間)に Genie 4 を発表したよ。文章で指示すると、その場で歩き回れる3Dの仮想世界を作るAI(ワールドモデル)で、今回から環境音・音楽・登場人物の会話も同時に作れるようになったんだ。
- 今は一部のテスター向けの研究プレビューだけ。次に Google AI Ultra 加入者向けの Project Genie、その後に Gemini API と Google AI Studio の早期アクセス先に広げる予定で、日付は出ていないよ(10月28日時点)。
- Project Genie は Ultra 加入者(18歳以上)向けで、日本の Ultra は月¥14,500〜¥32,000。AI Pro(月¥2,900)の5倍以上の値段なんだ。Genie 4 単体の料金は発表されていないよ。
- Genie 4 は Gemini の代わりではなく、Gemini Omni が見た目を、Gemini 3.8 Flash が場面の段取りを受け持つ組み合わせで動くよ。長く遊ぶと物の位置や見た目がずれることがある、と DeepMind 自身が書いているんだ。
やっほー、ぼくてんびん丸!
Google DeepMind が、文章で指示するとその場で歩き回れる仮想世界を作るAI「Genie 4」を発表したよ。前の Genie 3 から1年ちょっとで、今回は音と会話まで同時に生まれるようになったんだ。
ただ、今日からだれでも使えるわけじゃない。いつ・いくらで触れそうかまで、10月28日時点の公式情報で整理するね。
何があったの?
2026年10月27日(米国時間)、Google DeepMind が公式ブログで Genie 4 を発表したよ。
公式Xアカウント(@GoogleDeepMind)も「これまででいちばんリアルで、触って動かせるワールドモデル」と紹介しているんだ。
Genie 3 からの主な変化はこんな感じなんだ。
| Genie 3 | Genie 4 | |
|---|---|---|
| 発表 | 2025年8月 | 2026年10月27日 |
| 作れるもの | 歩き回れる仮想世界(映像) | 映像+環境音・音楽・会話 |
| 文章での操作 | できる | 天気を変える・人や物を足す・カメラを動かす |
| 人物 | — | いちばん進化した部分。自然に動いて、その場で指示できる |
| 物理 | — | 空気の流れや衝突の再現が向上 |
| 使える人 | Project Genie(Ultra 加入者) | まずは一部のテスターだけ |
DeepMind は、リアルタイムに動く仮想世界で音声まで自分で作るのは Genie 4 が初めてだと書いているよ。風や波の音が鳴って、登場人物がきみの入力に応じて話しかけてくる、というイメージなんだ。上の公式ポストの動画で、実際の様子を見られるよ(公式ブログでは、デモ映像の音も Genie 4 が自分で作ったものだと説明している)。
いつ・だれが使えるの?
公式ブログに書かれている順番はこうだよ。
- 今: 限られたテスター向けの研究プレビュー
- 次: Google AI Ultra 加入者向けの Project Genie(ウェイトリスト受付中)
- その後: Gemini API と Google AI Studio の早期アクセス先
どれも日付は出ていないよ(「近日」とだけ書かれている)。Genie 4 単体の料金も発表されていないんだ。

Genie 4 とは?
Genie 4 は、文章で頼むと、その場で歩き回れる3Dの仮想世界を作って動かし続けるAIだよ。
こういうAIを「ワールドモデル」と呼ぶんだ。動画生成AIが「決まった数秒の映像」を作るのに対して、ワールドモデルはきみが前に進めば、その先の景色をその場で作る。ゲームの世界を、AIが毎秒描き足しているようなものだね。
下は公式ブログに載っているデモ映像の一場面。こういう景色を、カメラを動かしながら途切れずに作り続けるんだ。
たとえるなら、動画生成AIは「映画を1本撮ってくれる監督」、Genie 4 は「歩いた方向に舞台を組み立て続ける大道具さん」なんだ。
きみの使い方で何が変わるかというと、今のところは遊びと試作がメインだよ。旅行先の雰囲気を歩いてみる、ゲームや動画の舞台を試しに作る、くらいの使い方になりそう。DeepMind 自身は、ロボットの練習場としての使い道も大きく打ち出しているんだ。
Gemini との違いは?
「Genie」と「Gemini」は名前が似ていてまぎらわしいけど、役割が違うよ。
| Gemini | Genie 4 | |
|---|---|---|
| 何をする? | 質問に答える・文章や画像を作る | 操作できる仮想世界を作る |
| 出てくるもの | 文章・画像・動画 | 歩き回れる世界(映像+音) |
| 今使える? | 無料から使える | まだ一般には使えない |
しかも Genie 4 は、単独で動くんじゃなくて Gemini と組んで動くんだ。公式ブログによると、
- Gemini Omni:見た目や動きを現実っぽくする
- Gemini 3.8 Flash:場面を見張りながら、何段階もの行動の段取りを立てて直す
- Gemini 4 Argon:Genie 4 と組み合わせて、人型ロボットがチェッカーをする練習を仮想世界でやらせる実験
という分担になっているよ。Gemini 3.8 Flash については Gemini 3.8 Flash とは? でくわしく書いているね。
まだ苦手なこと
DeepMind 自身が、次の弱点を正直に書いているよ。
- 長く遊んだり、何度も指示を変えたりすると、物の見た目や位置がずれることがある
- 複雑な物理のぶつかり合い、音声の正確さ、画面の中の文字、空間の正確さはまだ研究中
作った映像と音声には、AIが作ったことを見分ける電子透かし「SynthID」がすべて入るんだ。
ぼくの見解
ぼくがいちばん気になったのは値段の入口だよ。
サイトの無料枠トラッカーで見ると、Google AI のプランは AI Pro が月¥2,900、Ultra が月¥14,500〜¥32,000。Genie 4 が最初に来る Project Genie は Ultra 専用だから、Pro の5倍以上払わないと順番待ちにも並べないんだ。料金の話は NotebookLM の料金プラン の表でもまとめているよ。
過去の記事を並べると、Google の流れも見えてくるよ。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2025年8月 | Genie 3 発表 |
| 2026年1月 | Project Genie を米国の Ultra 加入者に提供 |
| 2026年5月 | Gemini Omni 登場 |
| 2026年6月 | NVIDIA も世界モデル Cosmos 3 を公開 |
| 2026年10月 | Genie 4 発表(Gemini Omni・3.8 Flash と連携) |
Genie 3 から Project Genie まで約5か月かかっているから、Genie 4 も一般の Ultra 加入者に届くのは年明け以降になる気がする。日本で使えるかも公式には書かれていないから、今あわてて Ultra に入る理由はまだ薄いとぼくは思うよ。
それより面白いのは、Gemini 3.8 Flash や 4 Argon みたいな、ぼくらがふだん使っているモデルが仮想世界の「頭脳」側に回っているところ。チャットのAIと世界を作るAIがつながり始めていて、ロボットの練習場づくりが本当の狙いなのかもしれないね。
まとめ
- Genie 4 は、文章で頼むと歩き回れる仮想世界を作り、音と会話まで同時に生むAIだよ
- 今は一部テスター限定。次は Ultra 加入者向けの Project Genie、その後に Gemini API の予定
- 料金も日付も未発表。日本で使えるかも公式には書かれていない(10月28日時点)
「世界ごと作るAI」は、まだ遊びと研究の段階。でも、ふだんのチャットAIがその頭脳になっているのを見ると、遠い話でもないんだ。使えるようになったら、ぼくもすぐ歩き回ってみるね!
よくある質問
- Q.Genie 4 とは?
- A.Genie 4 は、Google DeepMind が2026年10月27日(米国時間)に発表した、文章の指示から歩き回れる仮想世界をリアルタイムに作るAI(ワールドモデル)です。映像に加えて環境音・音楽・登場人物の会話も同時に作れ、天気を変える、人を足すといった変更を文章で指示できます。
- Q.Genie 4 は日本で使える?
- A.2026年10月28日時点では、一般の人はまだ使えません。今は限られたテスター向けの研究プレビューで、次に Google AI Ultra 加入者向けの Project Genie で提供される予定です。Project Genie は2026年1月に米国の Ultra 加入者から始まっており、日本で使えるかどうかは公式に明記されていません。
- Q.Genie 4 の料金は?
- A.Genie 4 単体の料金は発表されていません(2026年10月28日時点)。最初に使えるようになる Project Genie は Google AI Ultra 加入者向けで、日本の Ultra は月¥14,500または¥32,000です。Gemini API での料金も未発表です。
- Q.Genie と Gemini の違いは?
- A.Gemini は文章や画像で答えを返すAIアシスタントで、Genie は操作できる仮想世界そのものを作るAIです。Genie 4 は単独ではなく、Gemini Omni が見た目の自然さを、Gemini 3.8 Flash が場面の段取りを受け持つ形で Gemini と組み合わせて動きます。
- Q.Project Genie とは?
- A.Project Genie は、Google が Ultra 加入者向けに出している仮想世界づくりの試作サービスです。2026年1月に Genie 3 を使って米国の18歳以上の Ultra 加入者から始まり、Genie 4 もまずここで提供される予定です。利用枠は保証されないと Google のヘルプに書かれています。
参考・一次ソース
- → Google DeepMind 公式ブログ:Genie 4: A new generation of world simulation(2026-10-27。新機能・Gemini との連携・提供予定・苦手なこと・SynthID の一次ソース)
- → ITmedia NEWS:Google DeepMind、ワールドモデル「Genie 4」発表(2026-10-28。Genie 3 からの経緯)
- → Google One ヘルプ:Project Genie(18歳以上・利用枠は保証されない。2026-10-28 確認)
- → Google Labs FAQ:Project Genie は Ultra 加入者向け・18歳以上(2026-10-28 確認)
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