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News 最終更新 2026/10/9

ChatGPTとGeminiの違いは?料金・できること・向いている人を比較

「ChatGPTとGeminiの違いは?」の答えは、賢さより「どこで働くAIか」だよ。料金は月3,000円と2,900円でほぼ同じ。GeminiとChatGPTに同じお願いを4つずつして比較した画面、無料の範囲、CodexとGemini Notebookの強み、Xの評判までまとめたよ。

ChatGPTとGeminiの違いは?料金・できること・向いている人を比較

この記事の要点

  • ChatGPT と Gemini のいちばん大きな違いは「どこで働くAIか」。ChatGPT はアプリの中にファイルや道具を持ち込んで作業を任せるAI、Gemini は Gmail・Google ドライブ・Android・Chrome など、Google のサービスの中に入り込んでくるAI。看板機能も、ChatGPT は作業を任せる Codex(週500万人超が利用・2026年6月の公式発表)、Gemini は自分の資料だけを根拠に答える Gemini Notebook。
  • 料金はほぼ横並び。主力プランは ChatGPT Plus が月3,000円、Google AI Pro が月2,900円。安い入口は Google AI Plus の月725円と ChatGPT Go の月1,400円。Gemini の有料プランには Google ドライブなどの保存容量が付き、AI Pro は5TB(2026年9月29日に両社の公式料金ページで確認)。
  • 無料で使うなら、ChatGPT は文字のチャットが無制限(不正利用防止の安全対策つき。モデルは10月8日から順番に GPT-6 Luna)、Gemini は2026年10月9日から使えるモデルが軽い Flash-Lite だけになった(順番に切り替え)。ただし自分用のAI(Gem)は無料でも作れる。動画生成は ChatGPT には無く、Gemini は有料プランで使える。
  • どちらも初期設定では、会話がAIの学習に使われることがある。止める設定は、ChatGPT が「すべての人のためにモデルを改善する」、Gemini が「アクティビティの保存」。ただし Gemini はこれをオフにすると、Gmail やドライブとの連携がほとんど使えなくなる。

やっほー、ぼくてんびん丸!

「ChatGPT と Gemini、何が違うの?」の答えを先に言うね。頭の良さの差より、「どこで働くAIか」の差のほうがずっと大きいんだ。ChatGPT はアプリの中に仕事を持ち込んで任せるAI、Gemini は Gmail・Google ドライブ・Android など、Google のサービスの中に入り込んでくるAI。料金は主力プランが月3,000円と月2,900円でほぼ同じだから、きみがふだん長くいる場所に近いほうを選ぶのが、いちばん失敗しにくいよ。

モデルの名前は数カ月で変わっちゃうけど、この「住んでいる場所」の違いは簡単には変わらない。だからこの記事は、性能の点数じゃなくてサービスとして何ができるかで比べていくね。

ひと目でわかる違いは?

項⁠目ChatGPTGemini
会⁠社OpenAIGoogle
一⁠言⁠で仕事を持ち込む作業場Googleに住み込む助手
無⁠料文字チャットは無制限5時間ごとの枠+週の上限
主⁠力Plus 月3,000円Google AI Pro 月2,900円
入⁠口Go 月1,400円Google AI Plus 月725円
特⁠典AI機能だけ保存容量(Proは5TB)など
動⁠画できないできる(有料プラン)
連⁠携プラグイン1,400以上Gmail・ドライブなどGoogleのアプリ
看⁠板Codex(作業を任せる)Gemini Notebook(資料ノート)

※料金は2026年9月29日に両社の公式料金ページで確認した税込の月額だよ。

いちばん大きな違いは「AIの住所」

たとえるなら、ChatGPT は自分から通う大きな作業場、Gemini はいつもの道具の中に住み着いた助手なんだ。

ChatGPT は、きみが ChatGPT に来て仕事をする形だよ。資料やファイルを持ち込んで、会話で文章を作らせるだけじゃなく、エージェント機能の「ChatGPT ワーク」に目標を渡すと、ドキュメント・スライド・スプレッドシート・ウェブサイト(Sites)まで作ってくれる。Slack や Google ドライブのような外の道具は、1,400以上あるプラグインでつなぐんだ。パソコン用アプリには、複数のタブを開けるブラウザーまで入ってる。「ChatGPT の画面から出ずに仕事を終わらせる」方向に、どんどん作り込まれている感じだね。

Gemini は、Gemini のほうがきみのいる場所に来る形だよ。Android スマホではアシスタントとして呼び出せるし、パソコンでは Chrome の中(日本はパソコン版で2026年4月から)、Windows と Mac の専用アプリ(Alt+Space や Option+Space で呼び出し)からも使える。有料プランなら、Gmail や Google ドキュメントの画面の横に Gemini が出てくる。「アプリ連携」をオンにすれば、Gmail・Google カレンダー・ドライブ・Keep の中身を読んで答えてくれるんだ。

ChatGPT と Gemini の違いを示す図。ChatGPT はファイルや外部ツールをアプリの中に持ち込んで作業を任せる形、Gemini は Gmail・ドライブ・Android・Chrome など Google のサービスの中に入り込む形。

だから、同じ「メールの返事を考えて」でも使い心地が変わるよ。ChatGPT はメールをつないで下書きをまとめて作るのが得意で、Gemini は Gmail を開いたその場で頼めるのが強み。どっちが上というより、入口が違うんだ。

料金プランはどう違う?

2026年9月29日に、両社の公式料金ページで確かめた月額(税込)だよ。

段⁠階ChatGPTGemini
無⁠料0円0円(保存容量15GB)
安⁠い⁠段Go 1,400円AI Plus 725円(400GB)
主⁠力Plus 3,000円AI Pro 2,900円(5TB)
上⁠位Pro 16,800円〜AI Ultra 14,500円〜32,000円

数字だけ見るとほぼ同じなんだけど、中身の考え方がまったく違うんだ。

  • Gemini の有料プランは Google One(Google の保存容量のサブスク)とセット。AI Pro には、Gmail・ドライブ・Google フォトで共通の 5TB に加えて、YouTube Premium Lite や Google Home Premium も付いてくる。年払いなら AI Pro は 年29,000円だよ。Google One のプラン一覧では、2TBのプランが「Google AI Plus(2TB)」として月1,450円で並んでいる
  • ChatGPT の料金は、AI機能だけの値段。そのかわり、Plus になると上位のモデル(GPT-6 Astra など)、ChatGPT ワークのWeb・スマホ版、ウェブサイトづくり(Sites)まで使えるようになる。なおGo には広告が表示される場合があると公式に書いてあるよ

つまり、すでに Google One で容量を買っている人なら、Gemini は実質的にかなり割安になる。逆に、写真の保存に困っていないなら「保存容量ぶんのお得」は関係ないから、純粋にAIとしての使いやすさで比べればいいよ。

無料でできることはどう違う?

【2026年10月5日 追記】 Google は、Gemini アプリの無料版で使えるモデルを2026年10月9日から Flash-Lite だけにすると告知したよ。Flash は AI Plus(¥725/月)、Pro は AI Pro(¥2,900/月)からになる。詳しくは「Gemini 無料版は10月9日から Flash-Lite だけ」にまとめたよ。

【2026年10月9日 追記】 その10月9日になって、Gemini の無料版は Flash-Lite だけに順番に切り替わり始めたよ。ChatGPT の無料版も、10月8日から順番に中身が GPT-6 Luna に変わっている(OpenAI の10月7日の発表)。下の表と本文は、両方の変更に合わせて直したよ。

項⁠目ChatGPT(無料)Gemini(無料)
文⁠字無制限(安全対策つき)使える(回数は非公表)
モ⁠デ⁠ルGPT-6 Luna(10月8日から順次)Flash-Lite のみ(10月9日から順次)
上⁠位⁠A⁠I使えない使えない(Flash は AI Plus、Pro は AI Pro から)
読⁠め⁠る⁠量27Kトークン(約12ページ)32Kトークン
画⁠像上限つきで使える使える(Nano Banana 2)
調⁠査上限つきで使える使える(18歳以上)
音⁠声上限つき(カメラ付きは有料)カメラ・画面共有もOK(スマホ)
自⁠作⁠A⁠I作れない(使うのはOK)Gem を作れる
動⁠画できないできない(有料から)

※「読める量」は、一度に読める量のこと(コンテキストウィンドウ)。2026年9月29日に両社の公式ページで確認(「モデル」と「上位AI」の行は10月9日に OpenAI の発表と Google の公式ヘルプで確認)。

ざっくり言うと、ChatGPT の無料版は「量」で強くて、Gemini の無料版は「幅」で強いんだ。

ChatGPT は、軽いモデル(GPT-6 Luna。10月8日から順番に切り替え)なら文字のやりとりがいくらでもできる。ただ、上位のモデルは使えないし、ファイルの添付や画像生成には別の上限がある。

Gemini は、使うモデルや内容の重さで枠が減っていく方式で、5時間ごとに回復して、それとは別に週の上限もある。使えるモデルは、2026年10月9日から軽い Flash-Lite だけになった(順番に切り替え)。そのかわり、声で話す「Gemini Live」ではスマホのカメラを向けて「これ何?」と聞いたり、画面を見せたりもできる。自分用のAI(Gem)も無料で作れるよ。ただ、Gem は2026年11月から「スキル」という仕組みに移ると英語版の公式ヘルプに書いてあるから、名前は変わるかもしれない。

機能で比べると何ができる?

作る・話す・調べる

用⁠途ChatGPTGemini
画⁠像できるできる(有料はPro版で作り直し可)
動⁠画できない(Soraは終了)できる(Gemini Omni・有料)
音⁠声音声チャット(カメラ付きはGo以上)Gemini Live(スマホアプリ)
調⁠査Deep ResearchDeep Research(Gmail・ドライブも調査可)
長⁠い⁠資⁠料Plus で約320ページ分AI Pro で約1,500ページ分

動画は、はっきり差がついているところだよ。ChatGPT の動画アプリ「Sora」は2026年4月26日にアプリ・Web 版が終わっていて、いまは ChatGPT で動画は作れない。Gemini は有料プラン(AI Plus 以上・18歳以上)で、10秒の音声つき動画を作ったり、アップロードした動画を編集したりできる。

長い資料も差があるよ。ChatGPT Plus は、じっくり考えるモデルで256Kトークン(約320ページ)まで。Gemini は AI Pro 以上で100万トークン(約1,500ページ)まで読める。分厚い資料を丸ごと渡したいなら Gemini のほうが余裕があるね。

つなぐ・任せる

用⁠途ChatGPTGemini
連⁠携プラグイン1,400以上アプリ連携(Gmail・カレンダーなど)
任⁠せ⁠るChatGPT ワークGemini Spark(Pro以上)
定⁠期⁠実⁠行スケジュールタスク(Go以上)時間指定アクション
事⁠務⁠ソ⁠フ⁠トExcel・Word・PowerPoint 拡張Gmail・ドキュメント(有料)
PCMac・Windows アプリMac・Windows アプリ

作業を任せる機能(AIエージェント)は、両社がいちばん力を入れているところなんだ。ChatGPT ワークは、デスクトップアプリなら無料版でも制限つきで使えて、Plus 以上だとWebとスマホからも頼める。判断や承認が必要な場面では、ちゃんと確認してくれる作りだよ。Gemini の Spark は AI Pro 以上・18歳以上が対象で、日本語でどこまで使えるかは公式ページでは確かめられなかった(2026年9月29日時点)。

ちなみに Gemini の「時間指定アクション」は、公式ページのプラン比較表では AI Plus 以上になっているのに、機能の説明ページには無料ユーザー向けの書き方もあって、公式同士で食い違ってる。使いたい人は、自分のアプリで出てくるか確かめてね。

それぞれの看板機能は?

チャット以外にも、「これがあるから選ぶ」という看板機能がそれぞれにあるんだ。Gemini は資料を読み込ませて使う Gemini Notebook、ChatGPT は作業を任せる Codexだよ。

Gemini Notebook:自分の資料だけを読んで答えるノート

Gemini Notebook は、旧名 NotebookLM。2026年7月16日に名前が変わった、Google の調べもの・勉強用のノートだよ。PDF・Google ドキュメント・ウェブページなどを「ソース」として入れると、その資料の中身だけを根拠に答えてくれる。公式ヘルプには「答えがソース資料にない場合は回答できません」と書いてあって、ふつうのチャットよりもっともらしい作り話が入りにくいのが強みなんだ。

入れた資料から、音声解説・動画解説・レポート・フラッシュカード・クイズ・マインドマップまで作れる。会議資料を音声で聴きながら移動したり、教科書からクイズを作って勉強したり、という使い方ができるよ。Gemini アプリのノートブックとも自動で同期するから、スマホの Gemini からでも同じ資料を使える。

しかも、無料枠の数字をきちんと公表しているのがえらいところ。

上⁠限無料AI PlusAI Pro
ノ⁠ー⁠ト⁠ブ⁠ッ⁠ク100冊200冊500冊
資⁠料⁠(⁠1⁠冊⁠)50件100件300件
質⁠問⁠(⁠1⁠日⁠)50回200回500回
音⁠声⁠解⁠説⁠(⁠1⁠日⁠)3件6件20件

※Google 公式ヘルプ「Gemini Notebook をアップグレードする」で2026年9月29日に確認。資料1件は50万語(アップロードは200MB)まで。

ChatGPT にも、資料をまとめておいて会話できる「プロジェクト」(全プランで使える)はある。でも、資料から音声解説やクイズまで作る道具を1つにまとめた専用のノートは、Gemini 側の強みだね。

Codex:ChatGPT に入っている「作業を任せる」エージェント

Codex は、もともとプログラミング用のAIエージェントだよ。ChatGPT のアカウントのまま、ChatGPT の中・コードを書くエディター・ターミナル(黒い画面)から使える。機能づくりや書き直し、コードのチェックから、課題の仕分けや監視のような決まった作業の定期実行まで任せられるんだ。

人気もすごい。OpenAI の公式発表(2026年6月2日)では、週に使う人が500万人を超え、2月にデスクトップアプリが出てから6倍以上に増えた。おもしろいのは、利用者の約20%がプログラマー以外の仕事の人で、レポート・スプレッドシート・プレゼン資料・契約書づくりにも使われているところ。「コードの道具」から「仕事を任せる道具」に広がっているんだね。

プ⁠ラ⁠ンCodex の使える量
無⁠料⁠・⁠G⁠o上限つきで使える
Plus月3,000円。毎週の集中的なコーディングに足りる枠
Pro月16,800円〜。さらに多い枠で、複数のプロジェクトに1日中使える

※ChatGPT と Codex の公式料金ページで2026年9月29日に確認。

Google にも、コーディング用の Jules や Google Antigravity がある。ただ、どちらも Gemini アプリの外にある別の道具で、AI Pro に入ると使える量が広がる形なんだ(Jules は英語のみ)。ふだんのチャットと同じアカウント・同じアプリのまま、無料から「作業を任せる」ところまで試せるのは、ChatGPT 側の強みだよ。

同じお願いを両方にしてみた

表だけじゃわからないから、同じお願いを4つ、両方に打ち込んでみたよ(2026年9月29日)。

  • ChatGPT:Plus(個人のアカウント)。モデルは初期設定の「中程度」のまま。ぼくの口調やメモリ(覚えている情報)の設定が効いた状態
  • Gemini:仕事用の Google アカウントの Pro。モデルは初期設定の「Flash」のまま

なるべく履歴に残らない「一時チャット」で試したんだけど、ここでさっそく差が出た。ChatGPT は一時チャットだと画像生成ツールが使えないと返してきたし、Gemini は一時チャットで旅行プランを頼むと「私は言語モデルですので、そちらに対応できるようには設計されていません」と断ってきた。どちらも通常のチャットに切り替えたら、ちゃんと応えてくれたよ。一時チャットでは、使える機能が絞られることがあるんだね。

1. お詫びメール

取引先に、商品の納品が1週間遅れることをお詫びするメールを200字くらいで書いて。

ChatGPT の回答画面。件名「商品の納期遅延に関するお詫び」と、諸般の事情により1週間遅れることを詫びる本文が、メールの形で表示されている。

Gemini の回答画面。件名、株式会社〇〇・〇〇様の宛名、検品工程での不備により1週間遅れる旨の本文、変更後の納品予定日の空欄が表示されている。

どちらも、そのまま使える丁寧な文面だった。違いは形だよ。ChatGPT は理由を「諸般の事情」でぼかした、すぐ送れる短文。Gemini は件名・宛名・新しい納品日の空欄まで入った、埋めて使う型なんだ。ただ Gemini は、遅れた理由を「検品工程での不備」と勝手に補っていた。そのまま送ると事実と違う理由を書くことになるから、ここは必ず直してね。

2. 京都の紅葉旅行プラン

11月の週末に京都へ1泊2日で行きます。予算3万円で、紅葉を楽しめるプランを表にして。

ChatGPT の回答画面。1日目10時の京都到着から2日目16時の帰路まで、時刻・プラン・目安費用の表が並び、永観堂のライトアップの行に京都市公式の出典が付いている。

Gemini の回答画面。往復交通費を除いた現地予算3万円以内のプランとして、1日目の嵐山・東山エリアの時間・行程・概算予算の表が表示され、出典として個人ブログが付いている。

ChatGPT は26秒考えてからWebを調べて、「11月21〜22日あたり」と日付まで提案してきた。永観堂のライトアップの期間と料金は京都市の公式観光サイト、東福寺の拝観料は東福寺の公式サイトを出典にしていて、地図と写真も付いていたよ。Gemini は1日目・2日目に分けた表と、合計約27,700円の予算の内訳が見やすかった。出典として付いていたのは、個人のブログ2件だったよ。

下調べの深さは ChatGPT、表と予算のまとめ方は Gemini、という感じだね。ChatGPT の表の言い回しがちょっとくだけているのは、ぼくの口調の設定のせいだよ。

3. イラスト

白くてふわふわのモンスターが、カフェでノートパソコンを使って仕事をしているイラストを描いて。

ChatGPT が作った画像。白くふわふわのモンスターが、木のテーブルでノートパソコンに向かっている、写真に近い立体的な絵。背景の黒板には英語のメニューが描かれている。

Gemini が作った画像。角のある白くふわふわのモンスターが、カフェでノートパソコンに向かっている、絵本のようなやわらかいタッチのイラスト。

どっちもちゃんと描けた。ChatGPT は写真に近い立体的な絵で、黒板のメニューや本の背表紙まで英語の文字を描き込んでいた。Gemini は絵本のようなやわらかいイラストで、「イラスト」という言葉に素直に寄せてきた感じ。ここは好みで選んでいいと思う。

4. 今週のAIニュース

今週発表されたAIのニュースを3つ、出典付きで教えて。

ChatGPT の回答画面。今週を2026年9月28日〜29日と区切り、OpenAI・Anthropic・NVIDIA の発表を3つ挙げ、それぞれに Reuters などの出典が付いている。

Gemini の回答画面。今週を2026年9月下旬として、9月22日の OpenAI の発表などを挙げ、出典として AI ニュースのまとめサイトが付いている。

ここは、はっきり差が出たよ。ChatGPT は「今週=9月28〜29日」と範囲を決めて、ロイター・Anthropic・NVIDIA の発表を出典にしていた。Gemini は「9月下旬」と広めに取って、9月22〜26日の話題を挙げ、出典はAIニュースのまとめサイトと note だった。どちらのニュースも、中身が正しいかどうかはこの記事では確かめていない。最新のことを調べるときは、どっちを使っても出典のリンクを開いて確かめるのが大事だよ。

4つ試してわかったこと

お⁠願⁠いChatGPTGemini
メ⁠ー⁠ルそのまま送れる短文空欄つきの型(理由を補ってしまう)
旅⁠行公式サイトを出典に日付・料金まで表と予算の内訳が見やすい
画⁠像写真に近い立体的な絵絵本のようなイラスト
ニ⁠ュ⁠ー⁠ス今週に絞り、発表元を出典に範囲が広め、まとめサイトが出典

どれも1回ずつ試しただけだから、毎回こうなるとは限らないよ。ただ、ChatGPT は調べてから答える、Gemini は見やすい形に整えるというクセは、4つを通して見えた気がする。

シーン別:どっちが便利?

「何に使うか」が決まっているなら、この表でだいたい決まるよ。

や⁠り⁠た⁠い⁠こ⁠と向いているのは
無⁠料⁠で⁠相⁠談ChatGPT:無料でも文字のやりとりが無制限
資⁠料⁠を⁠作⁠るChatGPT:ワークでスライド・表・サイトまで作る
プ⁠ロ⁠グ⁠ラ⁠ミ⁠ン⁠グChatGPT:Codex を無料から使える(上限あり)
メ⁠ー⁠ルGemini:Gmail を開いたまま頼める(AI Plus 以上)
長⁠文⁠を⁠読⁠むGemini:AI Pro なら約1,500ページ分を一度に読める
資⁠料⁠で⁠勉⁠強Gemini:Gemini Notebook が資料だけを根拠に答え、クイズも作る
動⁠画⁠を⁠作⁠るGemini:有料プランで作れる。ChatGPT は作れない
声⁠で⁠話⁠すGemini:無料でもカメラ・画面共有つきで話せる
調⁠べ⁠も⁠のどちらも:両方に Deep Research。自分のメールやファイルも調べるなら Gemini
画⁠像⁠を⁠作⁠るどちらも:両方とも無料で作れる(上限あり)

表を見るとわかるとおり、ChatGPT は「任せて作ってもらう」作業、Gemini は「いまいる画面のまま頼む」作業に強いんだ。調べものと画像は、どっちを選んでも困らないよ。

Xでの評判は?

ぼくら ai-garage 編集部は、毎週、日本語のXの投稿を集めて、好意的か否定的かを数えている(X評判調査「てんびん丸総研」)。直近6週間のスコアを並べるとこうなったよ。

Xでの評判スコアの推移(8月27日まで〜9月28日までの6週)。Gemini Flash は76〜90で高止まり、ChatGPT は54〜94で上下、Gemini 3.1 Pro は21〜50で低め。

モ⁠デ⁠ル6週平均直近の週
ChatGPT7154
Gemini 3.1 Pro3921
Gemini Flash8488

※スコアは「好意的な投稿 ÷(好意的+否定的)× 100」。50なら賛否が半々。各週15〜44件の投稿から数えた傾向値で、全数調査ではないよ。ChatGPT は9月28日までの週から GPT-6 Sol、それより前は GPT-5.6 Sol の話題を数えている。

おもしろいのは、Gemini の評判は「どのモデルの話か」で真逆になるってこと。

  • Gemini Flash(速い版)は、6週ずっと80点台〜90点。直近の週は「読み上げ音声が自然で感情がこもっている」「処理が速い」「全体的に便利」という声が多かった
  • Gemini 3.1 Pro(賢い版)は、6週ずっと50点以下。直近の週は「コーディングが弱い」「画像生成が物足りない」「もっともらしい間違い(ハルシネーション)が多い」という不満が目立った
  • ChatGPT は平均71点で、週によって上下が大きい。直近の週は「画像生成のクオリティ」「仕事での便利さ」が好評な一方、「性能が微妙」「遅い・直しが多い」という声も出ていた

つまり Gemini は、ふだん使いの速い版は評判がいいけど、じっくり考えさせる上位版にはまだ厳しい目が向いているんだ。無料版で Gemini を試して「思ったより良い」と感じる人が多いのは、この差が効いている気がするよ(ただし2026年10月9日からの無料版は、Flash ではなくさらに軽い Flash-Lite になったよ)。

モデルの違いは覚えなくていい?

覚えなくて大丈夫だよ。両社とも「速くて軽い版」と「じっくり考える賢い版」を並べて、数カ月ごとに新しくしているからね。

2026年10月9日時点だと、ChatGPT のふつうのチャットは10月7日から GPT-6 になって、無料と Go は軽い GPT-6 Luna(10月8日から順番に)、Plus 以上は GPT-6 Sol。Pro・Business・Enterprise は考える量で「Pro」を選ぶと最上位の GPT-6 Astra も使える(Plus は Astra を ChatGPT Work と Codex で使う)。Gemini のアプリは、10月9日から無料が軽い Flash-Lite だけ(順番に切り替え)になった。AI Plus は Flash まで(AI Plus にいつから当てはまるかはメールで知らされる)、AI Pro と Ultra は賢い Pro まで使える形だよ。Google の公式ヘルプはアプリのモデルの版番号を書いていないけど、最新の 3.8 Flash は AI Pro と Ultra 向けと発表されているよ。

開発者向けのモデル同士の成績や、APIの料金を並べた比較はGPT vs Gemini の比較ページに置いてあるよ。ただ、チャットアプリの使いやすさは、モデルの点数だけじゃなくてつながる道具・画面の作り・上限の決め方で大きく変わる。この記事で見てきた違いのほうが、毎日使うときの差になりやすいと思う。

会話はAIの学習に使われる?

項⁠目ChatGPTGemini
初⁠期⁠設⁠定学習に使われることがある18歳以上は使われる設定がオン
止⁠め⁠方「すべての人のためにモデルを改善する」をオフ「アクティビティの保存」をオフ
一⁠時学習に使われない学習に使われない(72時間は保存)
注⁠意高評価・低評価を送った会話は使われうるGmail などの連携がほぼ使えない
法⁠人Business などは初期設定で使わないWorkspace は組織の外で使わない

どちらも、個人向けの初期設定では会話が学習に使われることがある。止める方法もどちらにもあるんだけど、ここで Gemini ならではの注意点があるんだ。

Gemini で「アクティビティの保存」をオフにすると、使えるアプリ連携が「デバイス アシスト・Gemini Notebook・メッセージ・電話・WhatsApp」だけになる。つまり、Gemini のいちばんの強みである Gmail やドライブとの連携が、ほとんど使えなくなっちゃうんだ。しかもオンのままだと、会話の一部は人間のレビュアーが読むことがあって、レビューされた会話はアカウントから切り離して最長3年保存されると公式ヘルプに書いてある。Google とつながる便利さと、学習に使われない安心は、Gemini では両立しにくいんだよね。

Gemini の「アクティビティの保存」をオンにした場合とオフにした場合の違い。オンは Gmail やドライブと連携できるが会話が学習に使われることがあり、一部は人が読んで最長3年保存される。オフは学習に使われないが、会話は最長72時間残り、連携はデバイス アシスト・Gemini Notebook・メッセージ・電話・WhatsApp だけになる。

ChatGPT は、学習をオフにしていても、回答に高評価・低評価を付けると、その会話は学習に使われることがあるから気をつけてね。

仕事で使うなら、どちらも法人向けプランが安心だよ。会社の Google Workspace なら Gemini が入っていて、内容が人間にレビューされたり、許可なく組織の外で学習に使われたりしない。ChatGPT も Business・Enterprise は初期設定で学習に使われないんだ。

Claude や Copilot も含めて、学習を止める設定がどこにあるかはAIに会話を学習させない設定の一覧にまとめたよ。

どっちが向いてる?

ChatGPT が向いているのは、こんな人。

  • 文章・資料・スライドづくりを丸ごと任せたい
  • 無料のまま、文字のチャットをたくさん使いたい
  • Slack・Notion など、Google 以外の道具をよく使う
  • プログラミングもしたい、作業をまとめて任せたい(Codex)

Gemini が向いているのは、こんな人。

  • Gmail・Google ドライブ・Google カレンダーが仕事の中心
  • Android スマホを使っていて、アシスタントとして呼び出したい
  • 動画も作りたい、分厚い資料を丸ごと読ませたい
  • 手持ちの資料を読み込ませて勉強・調べものをしたい(Gemini Notebook)
  • Google One の保存容量も一緒に欲しい(または、もう払っている)

3つの質問で選べるように、チャートにしてみたよ。

ChatGPT と Gemini のどちらを選ぶかの診断チャート。1. Gmail・Google ドライブ・カレンダーが仕事の中心なら Gemini。2. 無料のまま文字のやりとりをたくさんしたいなら ChatGPT。3. 動画づくりや分厚い資料の読み込みもしたいなら Gemini。どれにも当てはまらなければ ChatGPT。

迷ったら、両方とも無料で1週間ずつ使ってみるのがいちばん早いよ。どっちも0円で始められるからね。

よくある勘違い

勘違い1:「どっちが賢いか」で決まる。 決まらないよ。数カ月ごとに新しいモデルが出て、順番が入れ替わるからね。長く効いてくるのは、この記事で見てきた「どこで働くAIか」の違いのほうなんだ。

勘違い2:Google アカウントがあれば、Gmail の中の Gemini も無料。 これは違う。Gmail の画面の横で Gemini を使うのは、個人なら AI Plus 以上、Google ドキュメントの中なら AI Pro 以上の特典なんだ。無料版で使えるのは Gemini アプリのほうだよ。

勘違い3:有料にすれば使い放題になる。 ならないよ。ChatGPT の「無制限」には不正利用防止の安全対策が付いているし、Gemini は有料プランでも5時間ごとの枠と週の上限がある。値段が上がると枠が広がるだけなんだ。

ぼくの見解

公式ページを全部見比べて感じたのは、2社の「賢さ」と「値段」は近づいているのに、向かっている方向は正反対だってこと。

OpenAI は、ChatGPT の中にブラウザーやウェブサイトづくり、1,400以上のプラグインまで詰め込んで、「ChatGPT を開けば仕事が終わる場所」にしようとしている気がする。Google は、Android・Chrome・Gmail・Windows アプリと、Gemini をあらゆる入口に置いていく作戦だね。Codex と Gemini Notebook も、この方向の違いをそのまま映している気がする。Codex は「ChatGPT に仕事を任せる」道具で、Gemini Notebook は「自分の資料のそばに Gemini を置く」道具だからね。どっちが正しいというより、きみの1日のどこに AI を置きたいか、という話なんだと思う。

もうひとつ気になったのが、上限の数字をどこまで公表しているか。ChatGPT は「無料の文字チャットは無制限」「一度に読める量は27K」と書いているけど、Gemini の無料版は、チャットの回数も画像の枚数も公表していない。はっきり数字が出ているのは、一度に扱える量(32K)と、添付できるファイルの数や長さくらいなんだ。項目ごとの上限と確認日は、ぼくらのAI無料枠トラッカーにまとめているよ。

まとめ

ChatGPT と Gemini の違いは、この4つを押さえれば十分だよ。

  1. 違いの芯は「どこで働くか」 — ChatGPT はアプリの中で作業を任せるAI、Gemini は Google のサービスに入り込むAI
  2. 料金はほぼ同じ、中身が違う — 主力は月3,000円と月2,900円。Gemini には保存容量が付き、いちばん安い入口は月725円
  3. 無料は ChatGPT が「量」、Gemini が「幅」 — 文字チャット無制限か、Gem・カメラ付き会話か
  4. 看板機能は Codex と Gemini Notebook — 作業を任せるなら ChatGPT、資料を読み込ませるなら Gemini

どっちも0円で始められるから、きみがいちばん長くいる場所(ブラウザーなのか、Gmail なのか、スマホなのか)で試してみてね。6つのAIサービスの料金をまとめて見たいなら、生成AI比較表も用意してあるよ。またね!

よくある質問

Q.ChatGPTとGeminiの違いは?
A.いちばん大きな違いは「どこで働くAIか」です。ChatGPT(OpenAI)は、アプリの中にファイルや外部ツールを持ち込んで、文書・スライド・表・サイトづくりまで任せる使い方が中心です。Gemini(Google)は、Gmail・Google ドライブ・Google カレンダーとつながり、Android のアシスタントや Chrome、パソコン用アプリからも呼び出せます。看板機能は、ChatGPT が作業を任せるエージェントの Codex、Gemini が自分の資料だけを根拠に答える Gemini Notebook です。料金は主力プランが月3,000円(ChatGPT Plus)と月2,900円(Google AI Pro)でほぼ同じです(2026年9月29日確認)。
Q.ChatGPTとGeminiはどっちがいい?
A.ふだん使っている道具で決めるのが失敗しにくいです。Gmail・Google ドライブ・Android が生活や仕事の中心なら Gemini、Slack や Notion など Google 以外のツールが多い人や、資料づくりを丸ごと任せたい人なら ChatGPT が向いています。動画も作りたいなら、2026年9月時点で動画生成があるのは Gemini(有料プラン)だけです。どちらも無料で始められるので、1週間ずつ並べて使ってみるのがいちばん確実です。
Q.無料で使うならChatGPTとGeminiどっち?
A.量をたくさん使うなら ChatGPT、機能の幅なら Gemini です。ChatGPT の無料版は GPT-6 での文字チャットが無制限(不正利用防止の安全対策つき。モデルは2026年10月8日から順次 GPT-6 Luna)ですが、上位モデルは使えず、自分用のAI(GPT)も作れません。Gemini の無料版は、5時間ごとに回復する使用量の枠と週の上限があり、2026年10月9日から使えるモデルが軽い Flash-Lite だけになりました(順次切り替え。上位の Flash は AI Plus、Pro は AI Pro から)。そのかわり自分用のAI(Gem)は作れます。画像生成と深掘り調査(Deep Research)は、どちらも無料で上限つきで使えます(2026年9月29日確認)。
Q.ChatGPTとGeminiの料金はいくら?
A.2026年9月29日に公式料金ページで確認した月額(税込)は、ChatGPT が 無料0円・Go 1,400円・Plus 3,000円・Pro 16,800円〜、Gemini が 無料0円・Google AI Plus 725円・Google AI Pro 2,900円・Google AI Ultra 14,500円〜32,000円です。Gemini の有料プランは Google One の一部で、AI Plus に400GB、AI Pro に5TB の保存容量が付き、AI Pro には YouTube Premium Lite も含まれます。ChatGPT の料金はAI機能だけの値段で、Go には広告が表示される場合があります。
Q.ChatGPTやGeminiの会話はAIの学習に使われる?
A.どちらも個人向けの初期設定では、会話がモデルの改善(学習)に使われることがあります。ChatGPT は「設定 > データコントロール」の「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにすれば止まり、一時チャットも学習に使われません。Gemini は「アクティビティの保存」をオフにすると学習に使われなくなりますが、会話は最長72時間アカウントに残り、Gmail やドライブとの連携はほとんど使えなくなります。会社の Google Workspace や ChatGPT Business などの法人向けプランは、初期設定で学習に使われません。

参考・一次ソース

⚖️ この2つを比べる

GPT-6.1 Sol vs Gemini 3.1 Pro

OpenAI
知能スコア 52
料金 $2 / $10
Google
知能スコア 30
料金 $2 / $12

料金・性能を横並びで比較 →

いま比較表に載っている版どうしの比較です。知能スコアは第三者機関 Artificial Analysis の測定値、料金は API の100万トークンあたりの入力 / 出力(米ドル)。

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