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News 最終更新 2026/10/9

「GPT-6」は出たよ|10月7日からチャットも GPT-6、最新は GPT-6.1 Sol

GPT-6 はもう出た?答えは、出たよ。Astra(9月3日)、Sol・Luna(9月22日)、GPT-6.1 Sol(9月29日)と続いて、10月7日からは ChatGPT のチャットも GPT-6 に。有料は Sol、無料・Go は10月8日から順次 Luna だよ。使える場所と API 料金を整理するね。

「GPT-6」は出たよ|10月7日からチャットも GPT-6、最新は GPT-6.1 Sol

この記事の要点

  • 「GPT-6」はもう出ているよ。2026年9月3日(米国時間)に最上位の GPT-6 Astra、9月22日に GPT-6 Sol と GPT-6 Luna、9月29日に改良版の GPT-6.1 Sol が出たんだ。GPT-6 Terra は出ていないよ。
  • 2026年10月7日(米国時間)からは、ChatGPT のふつうのチャットも GPT-6 になったよ。Plus・Pro・Business・Enterprise は GPT-6 Sol、無料版と Go は10月8日から順番に GPT-6 Luna。考える量で「Pro」を選んだときは GPT-6 Astra が動くんだ。
  • API 料金は100万トークンあたり、Astra が入力$10/出力$50、GPT-6.1 Sol と GPT-6 Sol が$2/$10、Luna が$0.10/$0.50。Sol と Luna は GPT-5.6 Sol($4/$20)・GPT-5.6 Luna($0.20/$1.20)とくらべて、入力が半額、出力は半額以下になったよ。
  • いちばん新しい GPT-6.1 Sol は、いまも ChatGPT Work(ChatGPT の中で長い作業を任せるエージェント機能)・Codex・API 専用で、チャットには来ていないよ。Plus では Astra も Work と Codex で使えるんだ。
  • GPT-5.6(Sol / Terra / Luna)は ChatGPT でも API でも提供が続いていて、終了日は発表されていない。有料プランのチャットでは GPT-5.6 Sol をいまも選べるよ。ひとつ下の GPT-5.5 は、2026年10月14日に ChatGPT・ChatGPT Work・Codex から外れる予定(API は対象外)なんだ。

やっほー、ぼくてんびん丸!「GPT-6 ってもう出たの?」ってよく聞かれるから、ここでスパッと整理しておくね。結論から言うと——

結論:GPT-6 は出たよ(10月7日からはチャットも GPT-6)

  • 2026年9月3日(米国時間)、OpenAI が最上位の「GPT-6 Astra」を公開した。 長らく“噂・期待”の段階だった GPT-6 が、Astra というコードネームのモデルに GPT-6 という世代番号が付く形で出てきたんだ。
  • 2026年9月22日(米国時間)には「GPT-6 Sol」と「GPT-6 Luna」が加わった。 GPT-5.6 にあった Terra にあたる GPT-6 Terra は出ていないんだ。
  • 2026年9月29日(米国時間)には、Sol の改良版「GPT-6.1 Sol」が出た。 料金は GPT-6 Sol と同じまま、OpenAI の発表では上位の Astra に近い成績を出しているよ(くわしくは GPT-6.1 Sol の記事)。OpenAI の開発者向けドキュメントはいま、GPT-6 を Astra・GPT-6.1 Sol・Luna の3つで案内しているんだ(前の GPT-6 Sol も API で引き続き使える)。
  • API 料金(100万トークンあたり)は、Astra が入力$10/出力$50、GPT-6.1 Sol と GPT-6 Sol が$2/$10、Luna が$0.10/$0.50。Sol と Luna は、GPT-5.6 の同じ名前のモデルより半額以下になったよ。
  • 2026年10月7日(米国時間)からは、ChatGPT のふつうのチャットも GPT-6 になった。 Plus・Pro・Business・Enterprise は GPT-6 Sol、無料版と Go は10月8日から順番に GPT-6 Luna だよ(くわしくは下で説明するね)。ただし GPT-6.1 Sol はいまも ChatGPT Work・Codex・API 専用で、チャットには来ていないんだ。
  • ひとつ前の「GPT-5.6」(Sol / Terra / Luna の3モデル構成)は引き続き現役。ChatGPT・Codex(OpenAI のプログラミング支援ツール)・API(外部のアプリから AI を呼び出すしくみ)のどれからでも使えるよ。有料プランのチャットでは、モデルの一覧から GPT-5.6 Sol をいまも選べるんだ。
  • さらにひとつ下の「GPT-5.5」(コードネーム Spud、2026年4月公開)は、2026年10月14日に ChatGPT・ChatGPT Work・Codex から外れると案内されているんだ(API ではその後も使える)。

つまり 5.5 → 5.6 と小刻みに来ていた流れが9月に一段大きく上がって GPT-6 がそろい、10月にはチャットの中身も GPT-6 に入れ替わった、というのが今の位置だよ。最上位の Astra の中身はGPT-6 Astra 公開の記事にくわしくまとめたから、そっちも見てみてね。

そもそも「GPT-6」って何を指してるの?

GPT は、ChatGPT の中身になっている OpenAI の大規模言語モデル(LLM)のこと。数字が大きいほど新しい世代……なんだけど、最近の OpenAI は 「6」みたいな大ジャンプより、5.5 → 5.6 と小刻みに上げていく進め方に寄っていたんだ。

だから「GPT-6 はいつ?」という問いは、実際には “次の大きな世代がいつ来るか” という話だった。そして 9月3日にその世代の最上位が GPT-6 Astra として来て、9月22日に Sol と Luna、9月29日に GPT-6.1 Sol が続いた、というのが今の位置づけだよ。GPT-5.6 と同じように、同じ世代の中に、賢さと値段のちがうモデルが並ぶ形になったんだね。

GPT のバージョンの流れ(ざっくり)

世代時期ざっくり何が変わった?
GPT-52025年統合型の主力世代
GPT-5.5(Spud)2026年4月ひとつ下の現役モデル。ただし 2026年10月14日に ChatGPT・ChatGPT Work・Codex から外れる予定(API は対象外)
GPT-5.6(Sol / Terra / Luna)2026年6月26日 → 7月9日6月26日にお試しの限定公開、7月9日に正式版として提供開始。ChatGPT / Codex / API で利用可。10月7日からの GPT-6 への切り替えまで、チャットの既定だった。いまも有料プランのチャットで選べる
GPT-6 Astra2026年9月3日GPT-6 の最上位。API は入力$10/出力$50(5.6 Sol の2.5倍)。パソコン操作とサイバーが大きく伸びた
GPT-6 Sol / GPT-6 Luna2026年9月22日賢さと費用のバランス型の Sol と、大量の作業向けの Luna。API は Sol が$2/$10、Luna が$0.10/$0.50。10月7日からはチャットの中身もこの2つ(有料は Sol、無料・Go は Luna)
GPT-6.1 Sol2026年9月29日Sol の改良版。API は$2/$10 のまま。ChatGPT では Work と Codex で使う(チャットにはまだ来ていない)

GPT のバージョンの流れ。GPT-5.6(2026年7月9日、いまも有料プランのチャットで選べる)、GPT-6 Astra(2026年9月3日、GPT-6 の最上位)、GPT-6 Sol / GPT-6 Luna(2026年9月22日、10月7日からはチャットの中身もこの2つ)、GPT-6.1 Sol(2026年9月29日、ChatGPT では Work と Codex で使う)。ChatGPT のチャットは、有料プランが GPT-6 Sol、無料版と Go が GPT-6 Luna(10月8日から順番に)、考える量で「Pro」を選ぶと GPT-6 Astra。

5.5 → 5.6 と小刻みに上がってきたところで、9月に世代番号がひとつ上がって、1か月足らずで GPT-6 がそろった、という流れだね。

9月22日に出た「GPT-6 Sol」と「GPT-6 Luna」って?

料金・使える場所・ベンチマークのくわしい話は GPT-6 Sol・Luna の記事 にまとめたよ。ここでは要点だけ整理するね。

OpenAI の説明では、GPT-6 の3本の役割はこう分かれているよ。

  • Astra:いちばん高性能。むずかしい仕事を最初から最後まで任せる用
  • Sol:賢さと費用のバランス型。複雑なコーディングやエージェント作業(AI が自分で調べて手を動かす作業)向け
  • Luna:いちばん効率のいいモデル。要約・抽出・分類のような、答えの形が決まった大量の作業向け

API の料金表(100万トークンあたり・米ドル、読ませる量が27万2千トークン以下のとき)を並べると、こうなるよ。※トークンっていうのは、AI が文章を読み書きするときの「文字のかたまり」の単位のことね。

モデル入力(AI に読ませるぶん)出力(AI に書かせるぶん)GPT-5.6 の同じ名前のモデル
GPT-6 Astra$10.00$50.00(対応するモデルなし)
GPT-6 Sol$2.00$10.00GPT-5.6 Sol:$4.00/$20.00
GPT-6 Luna$0.10$0.50GPT-5.6 Luna:$0.20/$1.20
  • Sol はちょうど半額。Luna は入力が半額で、出力は $1.20 → $0.50 と6割近く安くなったんだ(OpenAI 自身は「50% cheaper」と書いているよ)。
  • 比べている GPT-5.6 Sol の $4/$20 は、公式ドキュメントに「少なくとも2026年11月21日まで」と書かれた期間限定の特別価格。一方 GPT-6 のほうは、OpenAI の広報担当者が「これが通常の価格」と The New Stack に説明しているよ(公式ドキュメントに期限の記載はない)。
  • 読ませる量が27万2千トークンを超える長い依頼では、入力とキャッシュの料金が2倍、出力が1.5倍になるよ。
  • 一度に扱える量はどちらも 105万トークン、1回に書き出せる量は最大 12万8千トークン。知識は Sol が2026年4月20日まで、Luna が2026年5月18日までだよ。
  • クラウドでは Amazon Bedrock と Microsoft Foundry でも同じ日から使えるようになった(両社の公式ブログ)。プログラミング支援の GitHub Copilot にも入っていて、GitHub の公式チェンジログによると Sol は Copilot Pro+ / Max / Business / Enterprise、Luna は Pro / Pro+ / Max / Business / Enterprise で使える(順番に広げている途中)よ。

性能は「全部が上」ではないよ

  • OpenAI の公表値では、事実のまちがいを含む回答の割合が、Sol は GPT-5.6 Sol の約半分に減ったんだ。ただしこれは、ユーザーがまちがいを指摘した難しい会話で測った値で、ふだんの使い方の代表ではない、と OpenAI 自身が注意書きしているよ。
  • 一方で、コーディングの DeepSWE(いちばんじっくり考えさせる max 設定)は GPT-6 Sol が 68.8% で、GPT-5.6 Sol の 72.7% を下回った。パソコン操作の OSWorld 2.0(9月22日の発表で使われたオフライン版の測り方)も 64.4% 対 66.2% で、こちらも少し下なんだ(どちらも OpenAI の公表値。Astra 公開時の OSWorld 2.0 の数字とは測り方がちがうので、並べて比べないでね)。
  • 第三者機関 Artificial Analysis の総合の賢さ指標(Intelligence Index。2026年9月19日から使われている版 v4.3.2、10月9日確認)では、GPT-6 Sol が48、GPT-6 Luna が38。GPT-5.6 Sol は47、GPT-5.6 Luna は37だから、賢さはほぼ同じで、値段が半分になったというのが正確なところだね(Luna は公開直後の9月23日には37で、GPT-5.6 Luna と並んでいたよ)。Artificial Analysis も、1タスクあたりの費用がほぼ半分になったと評価しているよ。

ChatGPT ではどこで使える?

ここがいちばん勘違いしやすいところ。9月22日に出たときの Sol と Luna は、ChatGPT のふつうのチャットでは使えなかったんだ。OpenAI の発表にも「まだ Chat では使えない」と書かれていたよ。

【2026年10月9日 追記】それが2026年10月7日(米国時間)に変わった。 OpenAI の発表「GPT-6 and Intelligent UI for everyone」と ChatGPT のリリースノート(10月7日)によると、ふつうのチャット(Chat)の中身が GPT-6 になって、Plus・Pro・Business・Enterprise は GPT-6 Sol、無料版と Go は GPT-6 Luna を使う。有料プランは10月7日から、無料版と Go は10月8日から順番に広がっているよ。Enterprise で使えるかは、管理者の設定しだいなんだ。

いっしょに「Intelligent UI」という機能も入った。質問に合わせて、文章だけでなく図や表、その場で使える計算機のような部品を答えに組み込んでくれるしくみだよ。

気をつけたいところが3つあるよ。

  • チャットに入った GPT-6 Sol と Luna は「10月版」。 OpenAI の安全性の資料(システムカード)は、Work と Codex で使われている9月版とは別の版だと説明しているんだ
  • GPT-6.1 Sol はチャットに来ていない。 Work と Codex のモデルは今回は変わらない、とリリースノートに書かれているよ
  • 公式の説明がそろっていないところがある。 モデルごとの使い方をまとめたヘルプ(10月8日更新)は、無料版と Go の既定をまだ「GPT-5.6 Luna」と書いていて、発表とリリースノートの「GPT-6 Luna」と食い違っている。この記事は発表とリリースノートのほうに合わせているよ

ChatGPT Work っていうのは、ChatGPT の中で調べものや資料づくりのような長い作業をまとめて任せるエージェント機能のことで、2026年7月9日に登場したよ(プランの名前じゃないから注意してね)。Codex はプログラミング向けの画面だね。

プランふつうのチャット(Chat)ChatGPT Work と Codex
無料版・GoGPT-6 Luna(10月8日から順番に)デスクトップアプリで GPT-6 Luna が使える(順番に提供)
PlusGPT-6 Sol(考える量は Extra High と Pro を除く)。GPT-5.6 Sol も選べるGPT-6.1 Sol・GPT-6 Sol・Luna・Astra
ProGPT-6 Sol。考える量で「Pro」を選ぶと GPT-6 Astra(GPT-6 Pro)GPT-6.1 Sol・GPT-6 Sol・Luna・Astra
BusinessGPT-6 Sol。「Pro」も選べる(回数の上限あり)GPT-6.1 Sol・GPT-6 Sol・Luna・Astra
Enterprise・EduEnterprise は管理者の設定しだい(Edu は発表に記載なし)GPT-6 Sol・Luna は最初オフで、管理者が有効にする必要あり(9月22日の発表)

※チャットの欄は、OpenAI の発表・リリースノート(10月7日)と、モデルごとのヘルプ(10月8日更新)の考える量の表をもとにしているよ。

使える量の目安も少し増えているよ。Codex の料金ページにある「5時間あたりのメッセージ数の目安」だと、Plus では GPT-6 Sol が 15〜150、GPT-5.6 Sol が 10〜100(固定の上限ではなく、作業の重さで変わる目安)。API の値下げほどではないけど、同じ枠で使える量は増えたかたちだね。

「GPT-5.6」の3モデル(Sol / Terra / Luna)って?

2026年6月末に登場して7月9日から正式版になった GPT-5.6 は、用途で3つに分かれてるんだ(OpenAI のシステムカード=モデルの性能や安全対策をまとめた公式資料と、開発者向けドキュメントで確認できるよ)。

  • Sol:GPT-5.6 の最上位。いちばん賢いモデル。
  • Terra:バランス型。OpenAI は登場時に「GPT-5.5 と同等クラスの性能を、約2倍安いコストで」と説明していたよ(そのあと7月30日にさらに下がったんだ。後述するね)。
  • Luna:最速・最安。軽くたくさん動かす用途向け。

API の料金表(100万トークンあたり・米ドル)を並べると、この3段構えがはっきり見えるよ。

モデル入力(AI に読ませるぶん)出力(AI に書かせるぶん)
GPT-5.6 Sol$4.00$20.00
GPT-5.6 Terra$2.00$12.00
GPT-5.6 Luna$0.20$1.20
(参考)GPT-5.5$5.00$30.00

【2026年8月22日 追記】Sol も下がったよ。 100万トークンあたり 入力 $5.00 → $4.00(20%減)・出力 $30.00 → $20.00(33%減)。公式ドキュメントに「少なくとも2026年11月21日まで」と書かれた期間限定の特別価格なんだ(→ GPT-5.6 Sol が公式値下げの記事)。上の表は値下げ後の金額に直してあるよ。

【2026年8月7日 追記】その前に7月30日の改定があったよ。 登場時は Terra が $2.50/$15.00、Luna が $1.00/$6.00 で、Terra がちょうど GPT-5.5 の半額という並びだったんだ。それが 2026年7月30日の改定で Terra は $2.00/$12.00(2割減)、Luna は $0.20/$1.20(8割減)になって、このときは Sol だけ $5.00/$30.00 で据え置きになったよ。

GPT-5.6 の中では、Terra は GPT-5.5 の4割ほど、Luna はさらにその10分の1という並びだよ。軽いモデルほど大きく下がったのが GPT-5.6 の料金表なんだ。

ChatGPT のデフォルトモデルも8月6日に変わったよ

API だけじゃなくて、ChatGPT のアプリで最初から選ばれているモデルも動いたんだ。

  • Plus・Pro → GPT-5.6 Sol(2026年8月6日から)。事実の正確さを高めた改良版で、金融・医療・法律の分野では、事実のまちがいがひとつ以上入っている回答の割合が GPT-5.5 Instant と比べて約68%少なくなったと OpenAI は説明しているよ。応答にかける考える時間をスライダーで選べるようにもなったんだ
  • 無料版・ChatGPT Go → GPT-5.6 Luna(2026年8月6日の週に切り替え済み。テキストチャットが無制限になるほうは、その翌週から順番に広がっていったよ)。それまでは Terra だったので、軽いほうに寄ったかたちだね。そのかわりテキストチャットが無制限になって(不正利用対策の制限は残る)、難しい質問のときに長く考えさせる「Think」ボタンも付いたよ。ファイルのアップロードや画像生成には引き続き上限があるんだ

無料で使っている人は、モデルが軽くなったぶん、回数の上限がなくなったという交換になっているよ。事実のまちがいの割合は、Luna でも GPT-5.5 Instant 比で約62%少ないと説明されているんだ。9月22日に GPT-6 Sol と Luna が出たあとも、ふつうのチャットの既定はしばらくこの GPT-5.6 Sol/Luna のままだった。2026年10月7日からは GPT-6(有料プランは GPT-6 Sol、無料版と Go は10月8日から順番に GPT-6 Luna)に切り替わったよ。

GPT-5.6 Sol には「Ultrafast」という超高速の出し方が増えたよ(2026年8月13日)

賢さの話とは別に、速さのほうでも動きがあったんだ。2026年8月13日、OpenAI は半導体メーカーの Cerebras(セレブラス)と組んで、GPT-5.6 Sol をとても速く動かす仕組み「Ultrafast(ウルトラファスト)」を出したよ。

  • 出てくる文字の速さは最大で毎秒750トークン
  • ふつうの処理(Standard)とくらべて最大14倍の速さ
  • Cerebras の説明では、Fable 5 の11倍、Opus 4.8 の Fast モードの5倍の速さ

ただし注意してほしいのは、発表の時点では一部のお客さん向けの限定プレビューだったということ。誰でもすぐ使えるわけじゃなくて、 用意できる計算機が増えるにつれて対象を広げていく、という案内だったよ。料金も公表されていなかったんだ。

モデルそのものが賢くなったわけじゃなくて、同じ GPT-5.6 Sol を速く動かす仕組みという点は、まちがえやすいから気をつけてね。 待ち時間がそのまま困りごとになる場面(障害が起きている最中の対応、動いている相場の調査、電話やチャットの受け答え)を 想定した出し方なんだ。

「一部の人だけ」から「誰でも」へ、2段階だった

この GPT-5.6、実は最初から全員が使えたわけじゃないんだ。報道(TechCrunch)によると、6月26日の登場時点では政府からの要請を受けて、まずは信頼できる一部の提携先に限定して提供されていた。OpenAI 側も「政府経由のアクセス制限が“ずっとの標準”になるべきではない」という趣旨のコメントを出していたよ。

そして約2週間後の 2026年7月9日、その制限が解けて誰でも使える状態になった。Engadget によると、米商務省の CAISI(Center for AI Standards and Innovation=AI の基準づくりを担う部署)が追加のテストを実施したうえで、トランプ政権が広く提供することを承認した、という流れ。背景には、2026年6月に出た AI のサイバーセキュリティに関する大統領令で「強力なモデルは公開の30日前に政府の審査へ出すこと」と定められたことがあるんだ。

同じ7月9日には、プログラミング支援の GitHub Copilot にも3モデルが入ったよ。GitHub の公式チェンジログによると、Sol は Copilot Pro+ / Max / Business / Enterprise、Terra と Luna は Pro / Pro+ / Max / Business / Enterprise で使える。ただし Business と Enterprise は管理者が設定で許可しないと出てこない(最初はオフになってる)ので、会社のアカウントで見当たらない人は管理者に相談してみてね。

「GPT-6」はいつ出た?——9月3日に Astra、9月22日に Sol・Luna

答えは 2026年9月3日(米国時間)。まず「GPT-6 Astra」という名前で公開されて、9月22日(米国時間)に GPT-6 Sol と GPT-6 Luna が続いたよ。

面白いのは、直前まで誰も日付を当てられていなかったこと。予測市場(できごとの結果に参加者がお金を賭けて、その値段が“起こりそうな確率”のように見えるしくみ)の Polymarket には「GPT-6 はいつ出る?」という市場があって、7月31日・8月7日・8月14日・8月21日・8月31日の期限はすべて「出なかった」で決着していたんだ。ぼくが2026年8月30日に値段を見たときは、こんな状態だったよ。

期限2026年8月30日時点の「出る」の値段
2026年8月31日まで0.5%
2026年9月15日まで36%
2026年9月30日まで47.5%
2026年10月31日まで62%
2026年12月31日まで67.5%

さらに言うと、ぼくが7月25日に見たときは「9月30日までに出る=71%」「12月31日までに出る=89%」だったんだ。参加者の見方はむしろ後ろ倒しに動いていたのに、そこから4日後の9月3日に出た、という結末だね。

このページの上のほうにある 8月30日の表は、そのときの記録としてそのまま残しておくよ。予測市場の値段が「あくまで参加者の賭け」であって OpenAI の公式情報ではない、というのがよく分かる例になったからね。

Astra というコードネームが GPT-6 という世代番号をもらった経緯は、Astra の現況記事にまとめてあるよ。

ChatGPT のどのプランで Astra を使える?(2026年10月9日に更新)

Astra が出た直後の9月4日の時点では、「Plus で使えるの?」について、OpenAI の公式ブログと公式ヘルプで説明が食い違っていたんだ。ブログは「数日のうちに ChatGPT の Plus・Pro・Business・Enterprise の全ユーザーが使えるようになる」、ヘルプは「Chat(ふつうのチャット画面)では ChatGPT Plus に含まれない」という書き方だったよ。

いまの公式ヘルプ(「GPT-6 and other models in ChatGPT」と「ChatGPT Work and Codex」)には、こう書かれているよ。

  • GPT-6 Pro(中身は GPT-6 Astra)は、ChatGPT のチャットで Pro $100・Pro $200・Business・Enterprise 向け
  • Plus は、ChatGPT Work と Codex で GPT-6 Astra を使える(使える量には限りがあって、足りなければクレジットを追加で買う形)

つまり「Plus で Astra は使える?」の答えは「チャットでは使えないけど、Work と Codex なら使える」だね。ただし2026年10月7日からは、Plus のチャットでも GPT-6 Sol が使えるようになったよ。Plus のチャットは GPT-6 Sol、Astra と GPT-6.1 Sol は Work か Codex、と覚えておくといいよ。

9月23日に見たヘルプには GPT-6 Pro の上限も載っていて、Chat では Pro $200 が週200通、Pro $100 が週50通、Business Standard が月15通、Business Premium が週50通(Pro $100 と Business の枠は GPT-5.6 Sol Pro と合算。ChatGPT Work と Codex は別枠)だった。10月9日に見たヘルプでは、Business の月15通・週50通は同じだけど、Pro の具体的な通数は書かれていなくて、「週の上限がある」とだけ書かれているよ。Pro $200 は、その上限に達すると GPT-5.6 の Thinking(Medium)に自動で切り替わるんだ。Pro のプランでも無制限ではないね。くわしい表はGPT-6 Astra 公開の記事に載せたよ。

GPT-6 の3本と GPT-5.6、どれを使う?

全員が今すぐ乗り換える必要はないと思うんだ。使い方で分けるとこうなるよ。

  • むずかしい仕事をまとめて任せたい/パソコンの画面を見て操作を任せたい → GPT-6 Astra。Astra 公開時の OpenAI の公表値では、パソコン操作の OSWorld 2.0 が GPT-5.6 Sol の65.7%から72.6%に上がって、かかる時間も約75分から約40分に縮んだよ。ただし API 料金は GPT-5.6 Sol の2.5倍
  • ふだんの仕事や複雑なコーディング(API や Codex で) → GPT-6.1 Sol。9月29日に出た Sol の改良版で、API 料金は GPT-6 Sol と同じ$2/$10 のまま、第三者機関 Artificial Analysis の総合の賢さ指標は GPT-6 Sol の48から52に上がっているよ(10月9日確認)。GPT-5.6 Sol の半額だから、乗り換えを考えやすいね。ただし自分の仕事で比べてからがおすすめ
  • 要約・抽出・分類みたいな大量の作業 → GPT-6 Luna。API は入力$0.10/出力$0.50 で、GPT-6 のなかでいちばん安いよ
  • ChatGPT でふつうにチャットしたい → 10月7日からは、そのまま使えば GPT-6(有料プランは GPT-6 Sol、無料版と Go は GPT-6 Luna)。有料プランなら、前の GPT-5.6 Sol もモデルの一覧から選べるよ。他社との比較は ChatGPT vs Claude が分かりやすい
  • 性能・料金を横並びで見たい → AIモデル比較表 や コスパマトリクス でチェック
  • そもそもどれを選べばいい? → AI初心者ガイド で全体像から

まとめ

  • 「GPT-6」は出た。 2026年9月3日(米国時間)に最上位の GPT-6 Astra、9月22日に GPT-6 Sol と GPT-6 Luna、9月29日に改良版の GPT-6.1 Sol が出たよ。GPT-6 Terra はないよ
  • API 料金は Astra が入力$10/出力$50、GPT-6.1 Sol と GPT-6 Sol が$2/$10、Luna が$0.10/$0.50。Sol と Luna は GPT-5.6 の同じ名前のモデルの半額以下
  • 2026年10月7日からは ChatGPT のふつうのチャットも GPT-6。有料プランは GPT-6 Sol、無料版と Go は10月8日から順番に GPT-6 Luna。GPT-6.1 Sol はいまも Work・Codex・API だけ
  • GPT-5.6 は現役で、終了日は発表されていない(有料プランのチャットでも選べる)。GPT-5.5 は2026年10月14日に ChatGPT・Work・Codex から外れる予定(API は対象外)
  • 最上位 Astra の中身はGPT-6 Astra 公開の記事へ。比較は AIモデル比較表 をどうぞ

「GPT-6 まだ?」って気になって来てくれた人、答えになったかな。最新の動きはこのサイトで追いかけていくから、またのぞきに来てね。AI業界その月の動きは 月次AIレポート にもまとめてるよ。じゃあまたねー!

よくある質問

Q.GPT-6 はもう使える?いつ出た?
A.使えます。2026年9月3日(米国時間)に GPT-6 Astra、9月22日に GPT-6 Sol と GPT-6 Luna、9月29日に GPT-6.1 Sol が公開されました。2026年10月7日からは ChatGPT のふつうのチャットも GPT-6 になり、有料プランは GPT-6 Sol、無料版と Go は10月8日から順次 GPT-6 Luna です。API のほか、Amazon Bedrock と Microsoft Foundry からも使えます。GPT-6.1 Sol はいまも ChatGPT Work・Codex・API 専用です。
Q.ChatGPT Plus で GPT-6 は使える?
A.使えます。2026年10月7日から、Plus のふつうのチャット(Chat)でモデルに「GPT-6」を選ぶと、中身は GPT-6 Sol です(考える量は、いちばん上の Extra High と Pro は選べません)。GPT-6 Astra と GPT-6.1 Sol は、Plus では ChatGPT Work(ChatGPT の中のエージェント機能)と Codex で使えます。チャットで Astra が動く「Pro」の思考は、Pro・Business・Enterprise 向けです。
Q.GPT の最新版は何?
A.いちばん新しいのは2026年9月29日(米国時間)に公開された GPT-6.1 Sol で、最上位は9月3日公開の GPT-6 Astra です。OpenAI の開発者向けガイドは、GPT-6 を Astra(いちばん高性能)・GPT-6.1 Sol(賢さと費用のバランス型)・Luna(大量の作業向け)の3つで案内しています。ChatGPT のふつうのチャットは2026年10月7日から GPT-6 で、有料プランは GPT-6 Sol、無料版と Go は GPT-6 Luna(10月8日から順次)が使われます。GPT-6.1 Sol はまだチャットには来ていません。
Q.GPT-6 Sol と GPT-6 Luna の違いは?
A.Sol は複雑なコーディングやエージェント作業向け、Luna は要約・抽出・分類のような、答えの形が決まった大量の作業向けのモデルです。API 料金は100万トークンあたり Sol が入力$2/出力$10、Luna が入力$0.10/出力$0.50。どちらも一度に扱える量は105万トークン、1回に書き出せる量は最大12万8千トークンで、考える量は none から max までの6段階で選べます。
Q.GPT-6 Terra はある?
A.ありません。2026年10月9日時点でも、開発者向けドキュメントに GPT-6 Terra のモデルページはなく、API の GPT-6 系は Astra・Sol・GPT-6.1 Sol・Luna の4つです。GPT-5.6 Terra は API と ChatGPT Work・Codex で引き続き使えます。
Q.GPT-5.6 や GPT-5.5 はもう使えないの?
A.GPT-5.6(Sol / Terra / Luna)は使えます。ChatGPT のふつうのチャットは2026年10月7日から GPT-6 が既定になりましたが、有料プランではモデルの一覧から GPT-5.6 Sol をいまも選べます。API でも同じ料金で残っていて、提供終了の予定日は発表されていません。ひとつ前の GPT-5.5 は、2026年10月14日に ChatGPT・ChatGPT Work・Codex から外れると OpenAI が案内しています。API ではその後も使えます。
Q.GPT-6 と GPT-5.6 の違いは?
A.モデルによって違います。最上位の GPT-6 Astra は、パソコン操作の OSWorld 2.0 が GPT-5.6 Sol の65.7%から72.6%へ上がるなど大きく伸びた一方、API 料金は GPT-5.6 Sol の2.5倍の入力$10/出力$50です。9月22日の GPT-6 Sol と GPT-6 Luna は、GPT-5.6 の同じ名前のモデルより料金が半額以下になったのがいちばんの変化で、性能は項目によって上下します。第三者機関 Artificial Analysis の総合の賢さ指標(v4.3.2・2026年10月9日確認)は GPT-6 Astra 53、GPT-6.1 Sol 52、GPT-6 Sol 48、GPT-5.6 Sol 47、GPT-6 Luna 38、GPT-5.6 Luna 37 です。
Q.GPT-6 の Astra・Sol・Luna、どれを使えばいい?
A.OpenAI の案内では、いちばんむずかしい仕事をまとめて任せるなら Astra、ふだんの仕事や複雑なコーディングなら GPT-6.1 Sol、答えの形が決まった大量の作業なら Luna です。ChatGPT のふつうのチャットでは、モデルの一覧で「GPT-6」を選んで考える量を決める形で、有料プランは GPT-6 Sol、無料版と Go は GPT-6 Luna が動きます(「Pro」を選べるプランでは Astra)。API で使うなら、まず GPT-6.1 Sol か Luna で試して、足りなければ Astra に上げる順番だと費用を抑えやすいです。

参考・一次ソース

⚖️ この2つを比べる

Claude Opus 5.5 vs GPT-6.1 Sol

Anthropic
知能スコア 58
料金 $4 / $20
OpenAI
知能スコア 52
料金 $2 / $10

料金・性能を横並びで比較 →

いま比較表に載っている版どうしの比較です。知能スコアは第三者機関 Artificial Analysis の測定値、料金は API の100万トークンあたりの入力 / 出力(米ドル)。

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