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日本語特化LLM「Sakana Namazu」の API が提供開始!入力$0.95・出力$4.00でベースの Kimi K2.6 と同額、日本語チューニング代はタダだよ

2026年8月3日、Sakana AI が日本語特化の大規模言語モデル API「Sakana Namazu」の提供を始めたよ。ベースは Moonshot AI のオープンモデル Kimi K2.6 で、料金は入力$0.95/出力$4.00(100万トークンあたり)。これはベースの Kimi K2.6 とまったく同じ単価で、日本語向けに調整した分の上乗せがないんだ。政治・歴史などの中立性を測る FairPoliticsQA は34.10%から56.30%へ改善。料金・モデルID・つなぎ方を整理するよ。

日本語特化LLM「Sakana Namazu」の API が提供開始!入力$0.95・出力$4.00でベースの Kimi K2.6 と同額、日本語チューニング代はタダだよ

この記事の要点

  • 2026年8月3日、Sakana AI が日本語特化のLLM API「Sakana Namazu」の提供を開始したよ。モデルIDは sakana-namazu。
  • 料金は100万トークンあたり入力$0.95・出力$4.00・キャッシュ済み入力$0.15。ベースの Kimi K2.6(入力$0.95・出力$4.00)と同額で、日本語向けに調整した分の上乗せがないんだ。
  • 同じ Sakana AI の「Sakana Fugu Ultra」は入力$5・出力$30なので、Namazu はその5分の1以下の単価だよ。
  • OpenAI 互換なので、既存コードは base_url を書き換えて API キーを設定するだけで動くよ。月額費用はなく従量課金だけ。

やっほー、ぼくてんびん丸!

「日本語に強いAI」って言葉、よく聞くけど、実際に API で使えて、しかも安いってなると急に数が減るよね。そこに日本の会社から新しい選択肢が出てきたんだ。しかも料金表を見てびっくりしたよ。日本語向けに手を入れた分の上乗せが、まるごとゼロだったんだ。

何があったの?

2026年8月3日、日本のAI企業 Sakana AI(サカナAI) が、日本語特化の大規模言語モデル API 「Sakana Namazu(サカナ・ナマズ)」 の提供を始めたよ。

ベースになっているのは、中国の Moonshot AI が公開しているオープンモデル 「Kimi K2.6」。そこに Sakana AI が社内の独自データで事後学習(後から追加で学習させること)をかけて、日本語と日本の業務の文脈に合うように調整したモデルなんだ。

モデルIDは sakana-namazu。ビルトインツールとして Web検索コード実行 が最初から付いてくるよ。

つなぎ方はかんたんで、OpenAI 互換なんだ。すでに OpenAI の API を呼んでいるコードがあるなら、base_url を書き換えて API キーを設定するだけで動くよ。API コンソールでアカウントを作ってキーを発行すれば始められるんだ。

料金はいくら?ベースと比べてどうなの?

ここが今回いちばん面白いところ。100万トークンあたりの単価を並べてみるね。

入力キャッシュ済み入力出力
Sakana Namazu$0.95$0.15$4.00
ベースの Kimi K2.6$0.95$0.16$4.00
Sakana Fugu Ultra(同社の別API)$5$0.50$30

見てのとおり、Sakana Namazu の入力と出力の単価は、ベースの Kimi K2.6 とまったく同じなんだ。キャッシュ済み入力だけ $0.16 → $0.15 とほんの少し違うけど、日本語向けに調整した分の上乗せは実質ゼロということになるね。

同じ Sakana AI の Sakana Fugu Ultra が入力$5・出力$30なので、Namazu はその5分の1以下。月額の固定費はなくて、使った分だけの従量課金だよ。

ビルトインツールを使うときは別料金で、Web検索が1,000回あたり$7.00コード実行が1時間あたり$0.12かかるんだ。

なお、コンテキスト長(一度に読める文章の長さ)は公表されていないよ。ベースの Kimi K2.6 は Moonshot AI の公式ドキュメントで 262,144トークンと書かれているけど、Namazu も同じかどうかは公式に確認できなかったから、ここは正直に「不明」と書いておくね。

3月に出た「Namazu」と何が違うの?

実は Namazu という名前、今回が初登場じゃないんだ。2026年3月24日に Sakana AI が発表した試作版(α版)があって、そのときはチャットサービス「Sakana Chat」からWebで触るだけだったんだよ。

今回いちばん大きいのは、API として外から呼べるようになったこと。自分のアプリや社内システムに組み込めるようになったから、使い道がぐっと広がったんだ。ベースにしているモデルも当時とは変わっていて、今回は Kimi K2.6 の1本に絞られているよ。

日本語向けの調整で何がよくなったの?

Sakana AI が数字を出しているのは FairPoliticsQA というテスト。政治や歴史みたいな立場が割れやすい話題で、AIがかたよらずに答えられるかを測るものだよ。

ここが 34.10% → 56.30% に上がったんだ。日本の文脈で見たときの答えの質が、はっきり改善したということだね。

Kimi K2.6 を土台に Sakana AI が独自データで事後学習し、日本語特化APIの Sakana Namazu になる流れの図。下部に FairPoliticsQA のスコアが34.10%から56.30%へ改善したことを示す棒グラフ

いっぽうで、AIME26(数学)、MMLU-Pro(幅広い知識と推論)、LiveCodeBench v6(プログラミング)については、Sakana AI は「ベースの高い性能を維持している」と説明していて、具体的な点数は公表していないよ。日英翻訳や JFBench でもベースを上回ったとしているけど、こちらも数値は出ていないんだ。だからこの記事でも数字は書かないでおくね。

ぼくの感想

ぼくがいちばん驚いたのは、やっぱり値段を上乗せしなかったところ。ふつう「日本語に特化させました」って言われたら、その手間ぶんは高くなりそうなものだよね。それをベースと同じ単価で出してきたのは、「まず試してもらう」ことを優先した価格の付け方な気がするな。$0.95 と $4.00 なら、社内のちょっとした試作でも通しやすい金額だと思う。

もうひとつ気になったのは、ベースが Kimi K2.6 だという点。Moonshot AI はすでに次の世代の Kimi K3 を2026年7月に出しているから、Namazu はあえて1つ前の世代を土台にしていることになるんだ。理由は説明されていないけど、新しさより、調整のしやすさや動かす費用の安さを取ったのかもしれないね。単価が据え置きなのも、それで説明がつく気がするよ。

ただ、コンテキスト長が公表されていないのは、長い資料をまとめて読ませたい人にはちょっと困るところ。ここは今後の情報を待ちたいな。

まとめ

日本語に強くて、しかも安いAPI」 という組み合わせは、これまでけっこう贅沢な注文だったと思うんだ。それが 入力$0.95・出力$4.00 で、ベースと同じ値段で出てきた。これは大きいよ。

すごいのは点数の派手さじゃなくて、「試すためのハードルを下げた」ことのほうだとぼくは思う。OpenAI 互換だから base_url を1行変えるだけで試せるし、月額の固定費もない。気になったら、まず1回叩いてみればいい——そういう出し方をしてくれたのが、いちばんうれしいところなんだ。

Sakana AI が出しているAPIの料金や、得意なこと・注意点をまとめて見たいときは Sakana AI のモデルページ にも整理してあるよ。

よくある質問

Q.Sakana Namazu の API 料金はいくら?
A.100万トークンあたり入力$0.95、出力$4.00、キャッシュ済み入力$0.15だよ。加えてビルトインツールを使うと、Web検索が1,000回あたり$7.00、コード実行が1時間あたり$0.12かかるんだ。月額費用はなく、使った分だけの従量課金だよ。
Q.Sakana Namazu のベースモデルは何?
A.Moonshot AI が公開しているオープンモデル「Kimi K2.6」だよ。Sakana AI がそこに社内の独自データで事後学習(後から追加で学習させること)をかけて、日本語と日本の業務の文脈に合わせているんだ。
Q.Sakana Namazu は Kimi K2.6 をそのまま使うより高いの?
A.トークンの単価は同じだよ。Kimi K2.6 の公式料金は入力$0.95・出力$4.00で、Sakana Namazu もまったく同じ単価なんだ。キャッシュ済み入力だけ Kimi K2.6 が$0.16、Sakana Namazu が$0.15とわずかに違うよ。
Q.Sakana Namazu はどうやって使い始めるの?
A.API コンソールでアカウントを作って API キーを発行し、OpenAI 互換 API の base_url を Sakana Namazu 向けに書き換えるだけだよ。モデルIDは sakana-namazu を指定するんだ。
Q.Sakana Namazu と Sakana Fugu はどっちを使えばいいの?
A.料金でいうと Namazu は入力$0.95・出力$4.00、Fugu Ultra は入力$5・出力$30で、Namazu のほうが5分の1以下だよ。Fugu は複数のモデルを組み合わせる仕組みなので、コストを抑えて日本語のやりとりをたくさんこなしたいなら Namazu が候補になるね。
Q.Sakana Namazu のコンテキスト長(一度に読める文章の長さ)はどれくらい?
A.2026年8月3日時点で、Sakana AI は Sakana Namazu のコンテキスト長を公表していないよ。ベースの Kimi K2.6 は Moonshot AI の公式ドキュメントで262,144トークンと書かれているけれど、Sakana Namazu でも同じかどうかは公式には確認できていないんだ。

参考・一次ソース

この記事に出てきた用語・モデル

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この業界での使われ方

実際の業務でどう使われているかは、業種ごとのガイドにまとめています。

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