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News 最終更新 2026/8/31

Claude はどれを使う? Opus 5・Sonnet 5・Fable 5 の違いと料金を整理

Claude の Opus 5・Sonnet 5・Fable 5・Haiku 4.5 は料金が10倍違うよ。総合指標では Opus 5 が63で1位、Fable 5 が62とほぼ互角なのに値段は倍。Sonnet 5 の $2/$10 は9月1日の値上げが中止されて正式価格になったんだ。用途別の選び方を一次ソース確認つきで整理するね。

Claude はどれを使う? Opus 5・Sonnet 5・Fable 5 の違いと料金を整理

この記事の要点

  • Artificial Analysis の総合指標は、同社の掲載モデル187本中で Opus 5 が63で1位、Fable 5 が62で3位とほぼ互角(2026年8月31日時点)。それでも100万トークンあたりの値段は Fable 5 が$10/$50、Opus 5 は半額の$5/$25。
  • Anthropic 公式の比較表では項目ごとに勝ち負けが入れ替わる。SWE-bench Pro は Fable 5 の80が上、多言語のコード修正は Opus 5 の89.5が86.6を上回る。
  • 2026年8月の動きは2つ。8月5日に Opus 4.1 が提供終了になり、8月10日には Sonnet 5 の導入価格 $2/$10 がそのまま正式価格に決まって、9月1日の値上げは中止された。
  • 値上げが中止されたので、Opus 5 と Sonnet 5 の料金差は9月以降も2.5倍のまま。知識の新しさは Opus 5 だけが2026年5月までで、ほかの3本は2026年1月以前。

やっほー、ぼくてんびん丸!

きみは「Claude を使おう」と決めたあと、次の画面で固まったことない? ぼくはあるよ。Opus 5、Sonnet 5、Fable 5、Haiku 4.5——4本も並んでいて、しかも値段が10倍も違う。おまけに上位2本は点数がほぼ互角なのに値段が倍という、ちょっと判断しづらい並びなんだ。そこに8月の期限が2つ重なる。順番にほどいていくね。

今ある4本、値段と得意はこう違うよ

まずは全体像。値段は、読み込ませた文章と書き出した文章それぞれ100万トークンごとの金額だよ(トークンは、AIが文章を数えるときの単位。日本語だとだいたい1文字が1トークン前後になる)。

モデル入力/出力知識向いてる仕事
Fable 5$10/$502026年1月最難関
Opus 5$5/$252026年5月複雑な開発・業務
Sonnet 5$2/$10 ※2026年1月量をこなす
Haiku 4.5$1/$52025年2月単純な仕分け

※ Sonnet 5 の $2/$10 は当初「2026年8月31日までの導入価格」だったけど、そのまま正式な料金になったよ(あとで詳しく書くね)。

目を引くのは知識の新しさ。Opus 5 だけが2026年5月まで知っていて、Fable 5 と Sonnet 5 は2026年1月止まり、Haiku 4.5 は2025年2月とさらに古い。最近の出来事を扱う仕事なら、ここは値段より効いてくるよ。

一度に読める量は、Opus 5・Fable 5・Sonnet 5 が100万トークン、Haiku 4.5 が20万トークン。いっぽう一度に書き出せる量は別枠で、上の3本が最大12万8千トークン、Haiku 4.5 が6万4千トークンだよ。

Fable 5 と Opus 5、ほぼ互角なのに値段は倍

ここが誤解されやすいところ。第三者の評価機関 Artificial Analysis の総合指標(Intelligence Index)だと、こうなるんだ。

  • Opus 5:63(同社の掲載モデル中で1位)
  • Fable 5:62
  • Sonnet 5:55

(2026年8月31日に確認した Intelligence Index v4.1.1 の値だよ。187本中 Opus 5 が1位、Fable 5 が3位。この指標は版が上がると全モデルの点数がまとめて動くから、他サイトの数字と見くらべるときは版をそろえてね)

1ポイント差。Artificial Analysis 自身も、この2本は「実質互角」と表現しているよ。

じゃあ Anthropic 自身の試験ではどうか。ここが大事なところで、項目ごとに勝ち負けが入れ替わるんだ。システムカード(性能と安全性をまとめた公式資料)の比較表を見ると、Fable 5 が上の項目がいくつも残っている。

  • SWE-bench Pro:Fable 5 80 対 Opus 5 79.2
  • DeepSWE v1.1:Fable 5 69.7 対 Opus 5 68.8
  • FrontierCode 1.1:Fable 5 53.5 対 Opus 5 53.4

逆に Opus 5 が上なのは、多言語のコード修正(89.5 対 86.6)、画像を含むコード修正(59.4 対 54.1)、画面を見ながらの操作(70.6 対 66.1)。FrontierCode の0.1ポイント差を見ればわかるとおり、どちらに転んでも差はごくわずかなんだ。システムカード本文も「多くの評価で Fable 5 と同等で、一部では上回る」という書き方で、全面的に勝ったとは言っていないよ(原文は英語で、訳はぼくがつけたものだよ)。

よく引き合いに出される SWE-bench Verified は、出どころに注意がいる。Opus 5 の 96.0% はシステムカードに書かれた公式の数字だけれど、Fable 5 の 95.0% は Anthropic 自身が公表していない(第三者のリーダーボードの値だよ)。同じ公式資料から並べた数字ではないんだ。

そして Anthropic の公式ドキュメントは、選び方をこう案内している(これも英語からの訳だよ)。

どのモデルを使うか迷ったら、複雑な開発や業務にはまず Claude Opus 5 から始めてください。今使えるなかで最高の能力が必要な仕事には、Claude Fable 5 を使ってください。

つまり点数は互角でも、公式は依然として Fable 5 を最上位に置いている。システムカードにも「Opus 5 は、だれでも使えるモデルのなかで最も高性能な Fable 5 より、全体として上というわけではない」と書かれているよ。差はごくわずかで値段は倍なので、ふつうの仕事なら Opus 5 で足りる場面がかなり多いはずだね。

8月に動いた2つのこと

ここが今日の本題。料金と世代交代が、8月に2つ動いたんだ。

① 2026年8月5日 — Opus 4.1 が提供終了になったよ。 注意してほしいのは、終わったのはひと世代前ではなく、さらに古い Opus 4.1 だということ。前世代の Opus 4.8 はまだ使えるよ(2027年5月28日より前には終わらないと案内されている)。Opus 4.1 はもう Claude API から呼び出すとエラーが返る状態で、公式は移行先として Opus 5 を案内しているんだ(Opus 5 が出たときの話もあわせてどうぞ)。

② 2026年8月10日 — Sonnet 5 の値上げが中止になったよ。 Sonnet 5 の $2/$10 は「8月31日までの導入価格」で、9月1日からは本来の $3/$15(1.5倍)に戻ると案内されていたんだ。ところが期限の3週間前に、Anthropic が公式の料金ページとリリースノートで、この値段をそのまま正式価格にすると明記したよ。予定されていた値上げは行われないんだ。

ぼくは導入価格の期限当日にあたる2026年8月31日に、公式の料金ページをもう一度見に行ったよ。Sonnet 5 の欄は入力 $2/出力 $10 のままで、注記も「発売時に2026年8月31日までの導入価格として案内した $2/$10 は、現在は通常価格です。2026年9月1日に予定されていた $3/$15 への引き上げは行われません」と書かれたままだった。9月1日を過ぎても、この値段で使えるということだね。

おかげで Opus 5 と Sonnet 5 の値段の差は 2.5倍のまま続くことになったよ。月に入力100万トークン・出力30万トークンを使う仕事で計算してみるね。

  • Opus 5:$5+$7.5=$12.5(1ドル163円で約2,040円)
  • Sonnet 5:$2+$3=$5.0(約820円)→ 差は2.5倍。9月以降もこのまま

Opus 5 と Sonnet 5 の月額料金を比べた図。同じ使用量で Opus 5 は月$12.5、Sonnet 5 は月$5.0。9月に予定されていた Sonnet 5 の値上げは中止されたため、2.5倍の差がそのまま続くことを示す

つまり9月になっても Opus 5 の割高感は縮まない。「Opus 5 は倍以上するから Sonnet 5 で我慢しよう」と決めた人は、その判断のままで大丈夫。逆に「9月に値上がりする前に」と急いでいた人は、その理由はもう無くなったということだね。Sonnet 5 の安さを前提に月額を組んでいる場合も、見直しは不要だよ。

で、結局どれを選べばいいの?

用途で切るとすっきりするよ。

Opus 5。 複数のファイルにまたがる開発、長い調べもの、腰を据えた業務の自動化。それに最近の情報を扱う仕事(知識が2026年5月までなのはこれだけ)。Max プランでは Opus 5 が最初から選ばれるようになったし、Pro プランで使えるなかでは最も強いモデルだよ。公式が「迷ったらここ」と言っているのも Opus 5 だね。

Sonnet 5。 同じ処理を大量に回すとき、返事の速さが体験に直結するとき。$2/$10 の安さは9月以降も続くよ。

Fable 5。 Opus 5 で試して足りなかったときの“次の一手”。とくに SWE-bench Pro や DeepSWE みたいな難しめのコード修正は、公式の比較表で Fable 5 が上に出ている領域だよ。

Haiku 4.5。 問い合わせの振り分けみたいな単純作業。読める量が少ないので長い資料は向かないよ。

もうひとつ実務的なコツ。Opus 5 は考える量を5段階(low/medium/high/xhigh/max)で調整できて、初期設定は highになっている。Artificial Analysis の計測だと、low から max までのあいだで書き出す量が約8倍変わるんだ。「Opus 5 は高い」と感じたら、モデルを下げる前に考える量を1段下げてみるのが先だよ。

逆に「速さにお金を払う」道もあるんだ。公式の料金ページには高速モードという試験公開中の仕組みが載っていて、Opus 5 と Opus 4.8 の返事を大幅に速くするかわりに、料金が入力 $10/出力 $50 になるよ。これは Fable 5 と同じ値段だね。使えるのは Anthropic 自身の API だけで、AWS など他社のクラウド経由では使えないんだ。急ぎの仕事でだけ使う、という切り分けが要る仕組みだと思うよ。段ごとの選び方や乗り換えで引っかかる点はOpus 5 の徹底検証にまとめてある。

ぼくの感想

正直、いまの4本立ては「上から順に強い」という単純な形をしていないと思う。上位2本が1ポイント差で、値段だけ倍。値段と性能をきれいに並べたい人には悩ましいよね。でも使う側にはいい変化な気がするんだ。「高いものを選べば安心」ではなくなったぶん、自分の仕事に必要な能力を考える理由ができた。知識の新しさが要るのか、量をこなす速さが要るのか、特定分野の精度が要るのか。そこを決めれば、選ぶモデルはだいたい1本に絞れるよ。

あと、8月31日で終わるはずだった Sonnet 5 の割引が、期限の3週間前に「この値段のままでいく」と正式価格になったのは、地味だけど大きい変化だと思う。値上げを前提に試算していた資料があるなら、実際より高く見積もったままになっているかもしれないから、いちど見直しておくといいよ。

まとめ

  • 第三者の総合指標では Opus 5 が63、Fable 5 が62でほぼ互角。公式の比較表では項目ごとに勝ち負けが入れ替わるのに、値段は倍
  • Opus 5 だけ知識が2026年5月まで(Fable 5 と Sonnet 5 は2026年1月、Haiku 4.5 は2025年2月)
  • 8月5日に Opus 4.1 が提供終了Sonnet 5 の $2/$10 は8月10日にそのまま正式価格へ(9月の値上げは中止)
  • Opus 5 と Sonnet 5 の差は 2.5倍のまま続く。9月に計算をやり直す必要はなくなったよ

まずは Opus 5 で試して、高いと感じたら考える量を1段下げる。それでも足りなければモデルを動かす——この順番がいちばん失敗しにくいと思うよ。

それじゃ、またね!

よくある質問

Q.Claude の Opus 5 と Sonnet 5、どっちを使えばいい?
A.複数のファイルにまたがる開発や長い調べもの、最近の情報を扱う仕事なら Opus 5 です。同じ処理を大量に回すときや、返事の速さが体験に直結するときは Sonnet 5 が向いています。Anthropic の公式ドキュメントも、複雑な開発や業務にはまず Opus 5 から始めるよう案内しています。
Q.Opus 5 と Fable 5 の性能はどれくらい違う?
A.Artificial Analysis の総合指標では Opus 5 が63、Fable 5 が62で、同社も実質互角と表現しています(2026年8月31日時点)。Anthropic 公式の比較表では SWE-bench Pro(80 対 79.2)などで Fable 5 が上、多言語のコード修正(89.5 対 86.6)や画面を見ながらの操作(70.6 対 66.1)では Opus 5 が上と、項目ごとに入れ替わります。
Q.Sonnet 5 の値上げはいつ?いくらになる?
A.値上げは行われないことになりました。当初は2026年8月31日で導入価格が終わり、9月1日から100万トークンあたり入力$3/出力$15へ戻る予定でしたが、2026年8月10日に Anthropic が、導入価格の入力$2/出力$10をそのまま正式価格にすると公式の料金ページとリリースノートで明記しています。導入価格の期限当日にあたる2026年8月31日に公式の料金ページを再確認したところ、Sonnet 5 は入力$2/出力$10のままで、「9月1日に予定していた引き上げは行わない」という注記も掲載されたままでした。9月1日以降もこの価格で使えます。
Q.Claude Opus 4.1 はいつまで使える?
A.2026年8月5日で提供終了になりました。Claude API では呼び出すとエラーが返り、公式は移行先として Opus 5 を案内しています。終わったのはひと世代前ではなく、さらに古い Opus 4.1 のほう。前世代の Opus 4.8 は2027年5月28日より前には終わらないと案内されています。
Q.Opus 5 が高いと感じたときはどうすればいい?
A.モデルを下げる前に、考える量を1段下げるのが先です。Opus 5 は low・medium・high・xhigh・max の5段階で調整でき、初期設定は high。Artificial Analysis の計測では、low から max のあいだで書き出す量が約8倍変わります。

参考・一次ソース

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