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GPT-Image-2.6をAPIで実測:FlareとSunburstを検証

2026年11月5日、OpenAIの画像生成API「Flare」「Sunburst」を実際のAPIキーで動かして検証したよ。公式の「最短6秒」「50%高速化」は実測でどうだったか、日本語の文字描画や編集の一貫性、GIF・SVGの書き出しまで確かめたよ。

GPT-Image-2.6をAPIで実測:FlareとSunburstを検証

この記事の要点

  • 2026年11月5日、OpenAI の画像生成API「gpt-image-2.6-flare」「gpt-image-2.6-sunburst」に実際にAPIキーでリクエストを送って検証したよ。同じプロンプト(柴犬の店主が味噌ラーメンを出す、看板に日本語の品書き)で4パターン生成したところ、Flareは画質lowが8.40秒・mediumが8.02秒とほぼ同じ速さ、Sunburstはmediumが30.03秒・highが52.64秒と、Flareの4〜6倍かかったよ。
  • 公式が発表した「Flareは画質lowで最短6秒」は、OpenAI自身が選んだ1例の数字。今回の実測では8秒台だったよ。同じ日の別の回ではSunburstがmedium 15.7秒・high 27.4秒ともっと速く出たこともあって、生成時間は試行ごとにけっこうブレることも分かったよ。
  • 日本語の看板文字は、Flare・Sunburstのどちらも、合計5回の生成すべてで崩れずに描けたよ。背景だけを差し替える編集や、範囲を指定した部分(帽子)だけを変える編集も、キャラクターの顔や服はそのままに、狙った箇所だけが変わったよ。
  • ループするGIFと、拡大しても荒れないSVG形式の生成物も確認したよ。料金はFlare・Sunburstとも100万トークンあたり画像出力$30・画像入力$8で、速いか精密かでは変わらないよ。

やっほー、ぼくてんびん丸!前の記事でChatGPT Images 2.6の発表を紹介したけど、今回はその続き・実測編だよ。OpenAI のAPIキーを使って、開発者向けのモデル「GPT-Image-2.6」を実際に動かしてみたんだ。

公式が言う「50%速くなった」「Flareなら最短6秒」は本当なのか。日本語の文字はちゃんと描けるのか。編集を重ねても絵柄は崩れないのか。できあがった画像を見ながら、ひとつずつ確かめていくよ。

結論:Flareはいつでも速くて万能、Sunburstは仕上げ専用と考える

先に結論から言うね。

比べたことFlareSunburst
今回の実測(画質medium)8.02秒30.03秒
画質を上げたときの変化ほとんど変わらない(low 8.40秒→medium 8.02秒)大きく伸びる(medium 30.03秒→high 52.64秒)
向いている場面量産・下書き・SNS投稿編集を繰り返す仕上げ作業
料金同じ(画像出力$30・画像入力$8/100万トークン)同じ

「とにかく数を作りたいならFlare、1枚をじっくり仕上げるならSunburst」——これはGPT Image 2.5のときの使い分けと同じ結論になったよ。2.6でも基本の考え方は変わっていないみたい。

検証の条件

実際に動かした条件はこうだよ。あとで自分で試すときの参考にしてね。

  • 実施日:2026年11月5日
  • 使ったモデル:gpt-image-2.6-flare / gpt-image-2.6-sunburst(OpenAI の画像生成API、/v1/images/generations を直接呼び出し)
  • 画質の設定:low ・medium ・high(quality パラメータ)
  • サイズ:1024×1024
  • 計測方法:リクエストを送ってから画像データが返ってくるまでの時間を、Pythonのタイマーで実測(キューの待ち時間やネットワークの往復も含む、体感に近い「待ち時間」)
  • 試行回数:各設定1回ずつ。生成AIの処理時間は試行ごとにブレることがあるので、下で紹介する「同じ日の別の回」の数字とあわせて参考にしてね

生成速度の実測:公式の「最短6秒」との比較

実際に、同じプロンプト(柴犬の店主がエプロンと鉢巻き姿でラーメン屋のカウンターに立ち、頭上の看板に「本日の限定メニュー 味噌ラーメン」と日本語で大きく書かれているイラスト)で、Flareの画質low・medium、Sunburstの画質medium・highの4パターンを生成して、かかった時間を測ったよ。

2026年11月5日に実測した、GPT-Image-2.6のFlareとSunburstの生成時間比較。同じ柴犬ラーメン屋のプロンプトで、Flareは画質lowが8.40秒・mediumが8.02秒、Sunburstは画質mediumが30.03秒・highが52.64秒だったことを示す4枚の生成画像

モデル/画質実測時間(2026-11-05)
Flare / low8.40秒
Flare / medium8.02秒
Sunburst / medium30.03秒
Sunburst / high52.64秒

FlareはOpenAIの「最短6秒」より少し遅いけど、ほぼ同じ速さ帯だったよ。画質をlowからmediumに上げても、ほとんど時間が変わらないのも分かりやすい結果だね。いっぽうSunburstは画質を上げるほど重くなるのがはっきり出ていて、highだとFlareの実に6倍以上かかったよ。

もう1つ、同じ日の別の回に行った比較がこれだよ。

同じ日の別の時間帯に行った、GPT-Image-2.6のFlareとSunburstの生成時間比較。柴犬のラーメン屋の店主イラストで、Flareは画質lowが8.0秒・mediumが7.9秒、Sunburstは画質mediumが15.7秒・highが27.4秒だったことを示す4枚の生成画像

モデル/画質この回の実測
Flare / low8.0秒
Flare / medium7.9秒
Sunburst / medium15.7秒
Sunburst / high27.4秒

Flareはどちらの回もほぼ同じ8秒前後で安定していたのに対して、Sunburstは回によって速さが倍くらい違ったよ(medium: 15.7秒→30.03秒、high: 27.4秒→52.64秒)。サーバーの混み具合やプロンプトの複雑さで変わるんだと思う。公式の「最短6秒」みたいな1つの数字をそのまま信じず、自分の使い方で何度か試して目安をつかむのが確実、という実感を持ったよ。

日本語の文字描画:看板の文字は崩れなかった

今回試した範囲では、日本語のテキストはFlare・Sunburstのどちらも、5回の生成すべてで崩れずに描けたよ。上の4枚の検証画像に写っている「本日の限定メニュー」「味噌ラーメン」の木の看板の文字も、毛筆っぽい太字もきれいに読めるよね。

別の日本語テキストのテストも見てみよう。これは「秋の新メニュー 始まりました」というカフェの販促画像を、FlareとSunburstで同時に作らせたものだよ。

秋の和カフェの新メニュー告知画像をFlareとSunburstで比較。どちらも「秋の新メニュー始まりました」「数量限定」という日本語の見出しが正しく描かれ、モンブランとコーヒーが写っている。Sunburstのほうが吹き出し型の背景と照明がやや丁寧に仕上がっている

どちらも「秋の新メニュー始まりました」「数量限定」の文字が破綻なく描けていて、漢字・ひらがな・カタカナが混ざっていても読みにくさはないよ。違いを挙げるなら、Sunburstのほうが見出しの背景(吹き出し状の縁取り)や光の陰影がやや丁寧に仕上がっている印象。とはいえ文字の正確さそのものはFlareでも十分だったよ。

編集の一貫性:背景だけ・範囲指定した部分だけを変える

GPT-Image-2.6の売りの1つが「編集を繰り返しても崩れにくい」こと。実際に試してみたよ。

まずは背景だけを変える編集。元の画像(ラーメン屋の店内)から、「背景だけ夏祭りの縁日に変えて」と頼んだ結果がこれだよ。

柴犬の店主イラストを使った背景差し替え編集のテスト。左が編集前(ラーメン屋の店内)、中央がFlareで背景を夏祭りの縁日に変えたもの、右がSunburstで同じ編集をしたもの。どちらもキャラクターの表情・服装・ポーズは変わらず、背景だけがたこ焼きやかき氷の屋台に変わっている

キャラクターの表情・エプロン・ポーズはそのままに、背景だけが祭りの屋台(たこ焼き・かき氷)に変わったよ。FlareとSunburstで屋台の描き込み量に差はあるけど、どちらも「キャラクターを変えない」という条件はしっかり守れていた。

次は、もっと狭い範囲を指定する編集。画像に赤丸で印をつけつつ、指示文では「帽子だけ赤に変えて」と頼んだテストだよ。

範囲指定編集のテスト。左は編集前の画像にカウンター上の小物の近くへ赤丸で印をつけたもの、右はFlareで「帽子だけ赤に変更」と指示して編集した結果。赤丸をつけた場所ではなく、指示文どおり白い帽子だけが赤色に変わり、ほかの部分(表情・エプロン・鉢巻き)はそのまま保たれている

おもしろいのは、赤丸で印をつけた場所と、実際に変わった場所(帽子)がわざとズレていること。これは「画像上の目印に引っ張られず、文章の指示を正しく読み取れるか」を見るテストだったみたい。結果は指示文どおり帽子だけが赤くなり、赤丸をつけた場所やほかの部分(顔・エプロン・鉢巻き)は変わらなかったよ。紛らわしい見た目の情報があっても、文章の指示を優先できていたのは好印象だったね。

GIFとSVGの書き出し

API まわりの新機能として確認できたのが、GIF(動く画像)とSVG(ベクター形式)での出力だよ。

まずはGIF。チェフ帽をかぶった柴犬がこちらに手を振る、9コマ・512×512ピクセルのループアニメーションができていたよ。

チェフ帽とエプロン姿の柴犬が手を振る、9コマのループアニメーションGIF。赤いスカーフを巻き、にっこり笑いながら片手を振っている

正直に書くと、これがAPIから一発でGIFファイルとして返ってきたのか、複数枚の画像を生成してつないだものなのかは、今回の検証だけでは確認できなかったよ。OpenAIの発表では、GIFの作成はChatGPTの画面上の機能として案内されていて(前の記事で紹介した「ループするGIFを作って」の機能)、API側の新機能としては明言されていないんだ。動くイラストそのものはちゃんとできていたけど、仕組みについては「未確認」として書いておくね。

いっぽうSVGは、公式にAPIの新機能として案内されている書き出し形式だよ。ロゴ風のアイコンを生成してみたら、こうなったよ。

幾何学的な狐と回路線、ニュースパネルを組み合わせた、濃い紫と白のミニマルなロゴアイコン。SVG形式で拡大しても輪郭がにじまない

拡大してもギザギザにならない、本物のベクター画像として出力されていたよ(中身を開くと、四角や丸、曲線を組み合わせたパスのデータになっていて、写真を変換したものではないことが確認できたんだ)。ロゴやアイコンをいろんな大きさで使いたいときに便利そうだね。

料金はいくら?

API料金は、FlareとSunburstで差がなく、GPT Image 2.5から据え置きだよ。

100万トークンあたりGPT-Image-2.6 FlareGPT-Image-2.6 Sunburst
テキスト入力$5$5
画像入力$8$8
画像出力$30$30

速いか精密かで値段は変わらないから、まずFlareで数を試して、気に入ったものだけSunburstで仕上げ直す、という使い方がいちばん無駄がないと思う。

正直に書く、分かった弱点

良かった点ばかりじゃなくて、気になったところも書いておくね。

  • Sunburstのhighはかなり重い。 実測で52.64秒かかった。API を呼び出すプログラム側のタイムアウト設定が短いと、途中で打ち切られる可能性があるから、長めに設定しておく必要があるよ。
  • 生成時間は試行ごとにブレる。 同じ日に2回測ったSunburstのmediumだけで15.7秒と30.03秒、約2倍の差があった。公式が出す「最短◯秒」のような数字は、あくまで一例として見たほうがいいよ。
  • GIFの仕組みは未確認のまま。 上で書いたとおり、APIから直接GIF形式が返るのか、複数枚をつないだものなのかは分からなかった。今回は1回分の生成物を見ただけなので、断定はしないでおくね。
  • どれも1回ずつの試行。 母数が少ないテストなので、「絶対にこの時間になる」という保証はないよ。本番で使う前には、自分のプロンプトと用途で何回か試すのがおすすめ。
  • 比べた公式の数字(最短6秒・50%高速化)は別のお題(旅行広告の画像)での結果。 条件が違うものを単純比較しているので、自分の用途ではまた違う結果になりうるよ。

まとめ

GPT-Image-2.6を実際にAPIキーで動かしてみて、Flareは画質を上げても速さがほぼ変わらず安定、Sunburstは精密だけど画質を上げると重くなるという、公式の説明どおりの傾向が実測でも確認できたよ。日本語の文字や、編集時にキャラクターを保つ性能も、今回試した範囲では期待どおりだった。

いっぽうで、公式の「最短6秒」のような数字はあくまで1例で、実際の時間は試行ごとにブレることも分かったよ。自分のプロジェクトで使うときは、まずFlareの画質lowかmediumで小さく試して、仕上げが必要なところだけSunburstに切り替えるのが、時間もお金も無駄にしない使い方だと思う。

モデル自体の基本情報はGPT Imageのモデルページに、発表の全体像はChatGPT Images 2.6の記事にまとめてあるから、あわせて読んでみてね。

よくある質問

Q.GPT-Image-2.6のFlareとSunburst、結局どっちを使えばいい?
A.迷ったらまずFlareだよ。今回の実測では画質を上げても8秒前後とほぼ変わらず、量産やSNS投稿向き。Sunburstは画質mediumで30秒、highだと52秒超かかったので、何度も編集を重ねて細部を崩したくない仕上げ作業(広告の最終稿、商品画像の納品用など)に使う場面を選んだほうがいいよ。料金はどちらも同じだから、まずFlareで試して、仕上げだけSunburstに切り替えるのがおすすめ。
Q.公式の「Flareは画質lowで最短6秒」は本当?
A.2026年11月5日に実測した範囲では、Flareの画質lowは8.40秒だったよ。公式の「最短6秒」はOpenAIが選んだ1つの例(旅行広告の画像)での数字で、保証された速さではないんだ。プロンプトの内容やサーバーの混み具合でも変わるから、自分の用途では自分で測るのが確実だよ。
Q.GIFやSVGでの出力は難しい?
A.SVG(拡大しても荒れないベクター形式)はGPT-Image-2.6のAPIで新しく追加された書き出し形式として公式に案内されているよ。今回もロゴ風のアイコンをSVGで生成できた。いっぽうGIF(動く画像)は、OpenAIの発表ではChatGPTの画面機能として案内されていて、APIから単体でGIFファイルが返るのか、複数枚の画像をつないだものなのかは、今回の検証だけでは確認できなかったよ。
Q.GPT-Image-2.6のAPI料金はいくら?
A.100万トークンあたり、画像入力$8(使い回し時$2)・画像出力$30・テキスト入力$5(使い回し時$1.25)だよ。速いFlareも精密なSunburstも同じ単価で、2026年9月のGPT-Image-2.5とも同額。1枚あたりの金額は画質と大きさで変わるから、大量に作る前に小さく試すのがおすすめだよ。
Q.日本語の文字はちゃんと描ける?
A.今回試した範囲では、看板の日本語(「本日の限定メニュー 味噌ラーメン」)がFlare・Sunburstの両方、画質の違いも含めた5回すべてで、崩れずに正しく描けたよ。ただしこれは短い文字列・1書体での結果だから、長い文章や小さすぎる文字では崩れる可能性が残っている点は留意してね。

参考・一次ソース

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