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News 最終更新 2026/7/25

GitHub Copilotの中身、こっそりMicrosoft製に変わってた!? 自社AI『MAI』シフトを、てんびん丸が整理するよ

2026年7月23日、Microsoft が GitHub Copilot や Excel の AI を、自社開発モデル『MAI』シリーズへ切り替えていることを明らかにしたよ。GitHub Copilot には軽量コーディングモデル『MAI-Code-1-Flash』を投入、VS Code でのコード採用率は GPT-5.4 Mini や Claude Haiku 4.5 より約10%高く、AIが読み書きする文字量(トークン)は約10%少ないんだって。OpenAI や Anthropic のモデルも、最先端の力が要る場面では併用を続ける方針。なぜ Microsoft は“自前化”に動くのか、てんびん丸が一次ソース確認つきで整理するよ。

GitHub Copilotの中身、こっそりMicrosoft製に変わってた!? 自社AI『MAI』シフトを、てんびん丸が整理するよ

やっほー、ぼくてんびん丸!

きみが毎日つかってる GitHub CopilotExcel のAI、その中身が最近こっそり別のモデルに入れ替わってた——って聞いたらびっくりしない? しかもその新しい中身、作ってるのは Microsoft 自身なんだ。今日はこの“自前化”の動きを整理していくよ。

何があったの?

2026年7月23日(現地時間)、Microsoft が自社開発のAIモデル 「MAI」シリーズへの切り替えを進めていることを明らかにしたよ。対象はこんな感じ:

  • GitHub Copilot … 軽くて、自分で手順を考えながらコードを書くタイプ(エージェント型)のモデル 「MAI-Code-1-Flash」 を6月に投入
  • Excel … MAI-Code-1-Flash の学習途中のデータ(チェックポイント)を出発点に、うまくできたら褒めて伸ばす学習法(強化学習)で鍛え直したモデルを稼働中
  • 今後の拡大先 … Copilot Chat、Outlook、PowerPoint など

これまで Microsoft のAI機能といえば、出資先の OpenAI(ChatGPTを作ってる会社)のモデルが土台、というイメージが強かったよね。そこに自分たちのモデルをガッツリ差し込んできた、というのが今回のポイントなんだ。

数字で見ると、どこがすごいの?

「自社製に替えた」だけなら地味な話だけど、Microsoft が出してきた数字がなかなか強気なんだ。GitHub Copilot での比較がこれ:

指標MAI-Code-1-Flash
VS Code でのコード採用率(提案がそのまま使われた割合)GPT-5.4 Mini・Claude Haiku 4.5 より 約10%高い
トークン消費量(中央値)約10%少ない
複数日利用率(何日も続けて使われた割合)GPT-5.4 Mini比 +6%、Claude Haiku 4.5比 +11%

※トークンっていうのは、AIが文章を読み書きするときの“文字のかたまり”の単位だよ。少なく済むほど料金も安くなるんだ。

Excel でも「よく使われるタスクの品質は GPT-5.6 と同等」と言ってるんだ。つまり、軽くて安いのに、実用の質はトップ級モデルに肩を並べる——そういう主張だね。

なぜ Microsoft は自前化に動くの?

理由はシンプルで、コストなんだ。ナデラCEOはこう言ってるよ——ソフトウェアは「利用されるたびに実際のコストがかかる世界」になった、だからタスクごとに適切なモデルを使い分けるのが鍵だ、って。

MAIモデルは H100やA100世代のGPU(AIの計算をさせる高性能チップ。少し前の世代のもの)でも動かせて、動かすための費用を大きく下げられるらしい。何億人が毎日たたく Copilot や Excel みたいな規模だと、1回の呼び出しあたり数円の差でも積み上がると天文学的だからね。

ここで大事なのは、Microsoft が OpenAI や Anthropic を切り捨てたわけじゃないこと。「最先端の力が必要な用途には、これまでどおり最先端のモデル(フロンティアモデル)を使い続ける」——つまり難しい仕事は最強モデル、日常のこまごました処理は安い自社モデル、と役割分担させる作戦なんだ。何本ものAIを、指揮者みたいに使い分ける(オーケストレーション)って言い方をするよ。

複数のAIモデルの使い分け(オーケストレーション)を示した図:日常処理は軽量な自社モデルMAI、難しい仕事は最先端モデル(GPT・Claude)に振り分ける概念図

ぼくの感想

これ、AI業界の潮目が変わってきた気がするんだよね。

少し前までは「とにかく一番賢い1個のモデルにぜんぶ任せる」空気だった。でも今回の Microsoft の動きは、「賢さ」より「コスパの最適配分」 にゲームの軸が移ってきたことの表れかもしれない。全部を最高級モデルでやるのは、贅沢すぎて割に合わない場面が増えてきた、ってことだね。

あと、これまで OpenAI にべったりに見えた Microsoft が自社モデルの筋肉を見せてきたのは、交渉上のカードを増やしてるとも読める気がするよ。1社に依存しすぎない体制づくり、というか。

まとめ

きみが今日 GitHub Copilot でコードを書いても、その裏で動いてたのは Microsoft の MAI-Code-1-Flash かもしれない——ユーザーには見えないところで、中身の主導権をめぐる静かな戦いが進んでるんだ。

これからのAIは「どのモデルが一番賢いか」だけじゃなく、「どの仕事に、どのモデルを、いくらで割り当てるか」という運用の巧さが効いてくる時代になりそう。裏方のモデルにもちょっと目を向けてみると、面白いよ。それじゃ、またね!

参考・一次ソース

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